《期間限定ねたばれBBS》 2006年10月 田園に死す
みなさん、投稿ありがとうございました。 閲覧用として再編集したため改行位置などが意図したのと異なっていると思いますが どうぞお許し下さい。 有子
初日の今日ご覧になった方、どんな感じでしたかー? ひとことでもいいので、ぜひ教えて下さいね。 さて、みなさんにお知らせがあります。 今回、入り待ちはご遠慮下さいとのことですので、お願いいたします。 ただ、土日については、またご連絡できると思いますので、ご了承下さい。 観劇の折の楽しみのひとつであると思うのですが、どうぞみなさんよろしくお願いしますm(__)m
8列目で段あがりだったので全体が良く見えました。 基本的な構成は『血の起源』と同じです。 YANさんの母はやっぱりハンサムな恋人を二人持っています。 多産系なのも同じです。 お声が柔らかでした。 かなり白い地色で眼のまわりを赤くしたお化粧で、不思議な雰囲気でした。 日記に少しだけ書いていますので、よろしかったらご覧下さい。 http://www4.diary.ne.jp/user/449272/
\(^O^)/ ありがとう〜>けーてぃーさん 歌舞劇ということですが、どんな感じですか? メロディーとかは「血の起源」と同じなのかなぁ。 中国キャストとの絡みはどんなで話しがすすむのかなぁ・・・ 早く不思議な雰囲気に浸りたい〜
曲は数曲新しいものがありますが、同じです。(宮川さんの録音) 振りも日本側は、同じ感じです。 YANさん振り付けのラインダンスも健在です。
http://blog.eplus.co.jp/etheatrix01/2006-10-04denen ああ〜〜〜見ちゃいました〜〜〜 こんな風なのですね〜〜〜 ↓けーてぃーさん、 さっそくの書き込み、ありがとうございました*^^* だいありいももちろん読ませていただきました! なんだかとても楽しみです!!! 早く来い来い、マイ初日!です。
すいません、遅くなりましたm(__)m 明日の入待ちオッケーです。三時間から二時間半前位の入りだそうです。
イや〜〜〜〜大雨です〜おお嵐です〜〜びしょぬれです〜〜 でもヤンさんの舞台見たから元気です〜 東京に着いた時はそんなでもなかったんですが、やっぱり 劇場に着いたときは雨風が激しくて・・「やっぱりな」(笑) と思ってしまいました。 さて、初見といいましても、やはりまさに「血の起源」の 再演ですのでなぜかなつかしく、でもすごく趣の違う物語にも感じられました。まず衣装に原色が増えて色が氾濫し 明るい感じがして、モンゴルの草原が目に浮かびました。 前回は暗い色調のオリエンタルなイメージがあったのですが また違った夢をみているようです。 特にまずヤンさん(母さん)が随分違ってみえました。 情念のダンスが一段と色っぽく(エロっぽく?笑)吸血鬼伝説 は男でなく、この母さんなのだと思えました。(ストローで血は吸ってませんでしたが・・笑) ヤンさんの表情も明るくなまめかしくダンス場面が多いのでサーカスの舞姫って感じがしました。 後半は母でしたが前半の女の部分と特にお産の場面あたりが いっそうなまめかしく、ヤンさんの生おみ足が目に頭に 焼きついた初見でした。色っぽい美しさに大満足です。 頑張って出待ちをしました。40分後に出てこられたヤンさんを拝見できて感激、大嵐も苦になりませんでした。 黒長袖Tシャツ茶パンツ?、サングラス?にこやかに手を振って帰られ皆で盛り上がりましたよ。
しゅくこさん、大嵐の中、なまめかしいご報告ありがとうございました。 Yanさん出ずっぱりで、ダンスも多かったそうで、それも表情の変わるダンスシーン、短いお稽古期間でもさすがYanさんですね。 「血の起源」では舞台上がびしょぬれ、 昨日の「田園に死す」では劇場の前でびしょぬれとは。。。 なにかつながりを感じます(笑)
うって変わってきょうは暑い日でもう〜〜〜 午前10時過ぎ、ヤンさんは入られました。 車の中にヤンさんを発見して、あわてて2列になって おとなしく楽屋口に到着されるのを待ちました。 グレーのニットのロング丈の上着に同じ素材の ベルトのような紐。白いインナーにジーンズ。 ほっそりした姿でお手紙をハイハイと受け取られ 入っていかれました。少しお急ぎモードでしたでしょうか? きょうは初見と違ってより冷静に全体を観ることができました。「血の起源」とはテーマが同じでも、今度のは男の存在が やや薄くなって母、女,産む性、子供のイメージがより濃く なったように思え、それらのイメージが舞い踊っている感じで そのお話のまわりでサーカスが繰り広げられてました。 水能ではない広い田園(ホリゾントまでずっと奥行きが あって広々した舞台)その空間の中を寺山少年が母を求めて 迷いこんでまるでみなしごハッチのよう(笑)だったかな・・・
7日昼は関西組大挙してご入来で賑やかでしたね〜 今から盛り上がりそうっていう時に帰る身は少々寂しい(^_^;) >しゅくこさん みなしごハッチに大受け〜〜(*^^*) その奧深いホリゾントから、ヤンさんが彷徨い出てこられるところが大好きでした。1階で見ると遠くからチラチラと見え隠れしながら出てこられるのですが、遠〜くから呼び寄せられてきたっていう、ちょっと頼りない感じがちょっとゾクゾク(^_^;) 実際に正面に出てくるとすごく強い巫女さまやらお母様やらなのですが、そこはまたそれでよくって(^_^;) ところで、2階から見て初めて、天井から下がってるのが鈴でなくて大きなヤカンだと気がつきました。 照明がすごくきれいです。 千秋楽の様子もお待ちしています。
千秋楽見ました。 実は遠かった田園に昨日やっと辿りつけた私は、昨日の2回と今日の観劇でしたので「千秋楽?えっ?うそやろ?」みたいな、「まだまだ見たいやんか〜!」の気分でした。(*^^*) 「田園...」は今日の千秋楽に限らず、昨日はじめて見たときから、ヤンさんはじめ、出演者の皆さん一人ひとりが大事に演じてらっしゃのようにお見受けしました。 出演者皆さんが客席を愛で包む母のように感じました。 だから、私たちそれぞれの持っている悲しみやつらさを思い切りその胸で泣かせてもらえるような... 「かあちゃん!」 (「なんで年寄の子供が寄り付いてくるのよっ!」byヤ) ほんとにこの舞台の夢の空間にすっぽり入り込んでいけました。 なんか実際にこんな夢見たことがあるような気がして、とてもとても懐かしいような...(ボケてきた兆候やろか?)(^_^; 田園の母(岸壁の母じゃないんだから!(笑))は「血の起源」より恐い鬼子母神的な目が「♪食べる子供を探してる」とか「みな他人!」とかのところどころでキラッと光るのが恐く キャー!(*^^*)でしたよね。(なずなさん、同感!!握手〜)(*^^*) 今日のカーテンコールは5回(でしたよね?) 栗田さん、うれしそうでしたね。 今日の入り(私は入りだけでしたが)のヤンさんは、私たちならお腹のポコッやお尻のダレ〜が出てしまいそうな、黒のニットスーツを「うわ〜細〜い!」とため息が出るほどスラ〜と美しく着こなしていらっしゃいました。(*^^*) 中国川劇院の方の変面のあざやかさにはびっくりさせていただきましたが、 ヤンさんの舞台でのお美しさの「赤」と、この「黒」のあざやかな変身もびっくりです。 私の顔はそんなヤンさんやこの舞台の感動で今はぼーと弛んで、「変な面」の「変面」です。
「血の起源」を内包する「田園に死す」 不思議でノスタルジックなサーカスに迷い込んだ寺山少年の夢 恐山から現れた巫女、母 すべてが柱時計の影からのぞき見た少年の見た夢だったのかも。 ステージに使い方が印象的でした もしかしたら通常ホリゾントと呼ばれるラインよりももっと後ろまで舞台を使い切っておられるのでは?と思ったのですが しゅくこさんもらんだむさんも書いておられる『奥行きのある舞台』で、そこが恐山、多分、そうですよね^^; 色とりどりのサーカス団と、白と赤の母(純と血?)が織りなす夢模様 夢の中の母は時に慈悲深く、時に鬼となり、それでも母を探し求める少年の心細さは かくれんぼの鬼になり、「もういいかい」と呼びかける間にひとりぽっちになってしまった幼き日の思い出までもよみがえらせる 音楽はほとんど「血の起源」なのですが、新しい曲「死んで下さい、おかあさん」は強烈! ヤンさんはもう素晴らしかったです〜〜〜〜 綺麗だし〜不思議だし〜〜母性に満ちあふれていらっしゃるし〜〜 めちゃめちゃ怖いし〜〜〜〜 ♪食べる子どもを探してる〜〜と歌うヤンさんのあの恐ろしい目 突然ギラリと光るんですもの〜〜〜 楽しそーーうに赤い帯で少女たちの首をしめていくヤンさんも大好きでした*^^* 寺山少年を優しく立ち上がらせておいて、「我が家のたったひとりの他人というのは?」でバシーーーッと杖で少年を指すあの目も忘れられません〜 千秋楽のカーテンコールには栗田さんと中国の振り付けのもんじゃさんも出てこられました。 スタオベになりヤンさんと中村蒼さんの間には中国の10歳の少年がふたりに手をひかれてて、舞台からはける時、ヤンさんが少年にひそひそっと「バイバイよ」と言うと少年が客席に向かってバイバイをして、とても微笑ましい光景も見れました。
凄い千秋楽でした。 YANさんは3日目から独白のお声が強くなったのですが、千秋楽は出から鬼気迫るものがありました。 中国川劇院の方たちは、初日から清涼な風を舞台にもたらしていられましたが、千秋楽は力の限りという迫力でした。 ひとりひとり、中国のいろいろな違う民族を象徴されていて、それが多民族国家=たくさんの血を示していると感じていたのですが、千秋楽は全員が登場する「家族合わせ」の場面にふいに涙が出てきてしまいました。 そして日本も文化のルーツは東アジア、中国であり、この舞台でひとつになっているとに寺山ワールドを越えて、喜びと感動を覚えました。 後の場面でも中国の方たちが次々と回転、旋回していくその姿は、第一の夫が回転させている転経筒にイメージが重なって、アジアの様々な血に対する祈り…感じました。 とにかく千秋楽の中国の方たちの旋回の速さの迫力は、この舞台が演じる人々にどんなに愛されているかの感動を運んでくれたと思います。 トークショーで「四川でも演じたい」「単なるダンスではなく、安寿さんと踊っていると芝居になっていくのを感じた」と素敵な発言をされていましたが、そのお気持ちがまさに千秋楽にすべて発揮されたと感じました。
心に、収穫祭の太鼓や笛の音が残ってるような気分です。 (昔の秋祭りのあともこんなんだったなあ...遠い目)(*^^*) 「田園」は「血の起源」の田圃にもっと濃い多民族の血(けーてぃーさんの言葉を拝借)を流し込んだ、って感じでしたね。 中国川劇院の方たちのきらびやかな「動」が「血」の叫びを表し、「静」に潜む「母の愛」「母を求める少年の叫び」「女の性の激しさ」などを浮き彫りにするための効果はみごとでした。 お祭りやサーカスってとてもにぎやかで楽しいはずなんだけど、なんか悲しく感じるものがあるんですよね。 昔見た「八甲田山」の映画のシーンを思い出しました。 吹雪の八甲田山の中で死んでいく主人公が子供のころ見たねぶた祭りを思い出してそのお祭り風景が映画画面いっぱいに広がる...という。 「田園」の舞台のオープニングにホリゾントの奥に踊る華やかな中国川劇院の方たちのダンス...これだけでなぜか涙が出た私です。(^_^; 華やかでにぎやかな中に一層引き立つ、ヤンさんの悲しみと凄み、屈折した慈しみを持つ「母」がすばらしい舞台でした。 中国川劇院の方たちの共演が成功!だったと私は思いました。 今夜のおかずの、昨日の残りのカレーと秋刀魚の塩焼きは共演失敗だったけど...(^_^;
昨日お話した古いファンの方が、前日にご覧になったご主人が東北のご出身で、この物語にひそむ家…のことなど、よくわかるとおっしゃっていたそうです。 ねぷた祭りについても話されていて、舞台上のお祭りか重なるとおっしゃっていました。
ヤンさんのどの舞台もですが 終わった後の寂しさがありますが、 「田園」の楽の後の寂しさは格別です。 季節も丁度、秋「収穫祭」のシーズンですものね。 頭の中で宮川メロディーがグルグル回っています。 後々まで、気持ちが引きずってしまう作品ですね。