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《期間限定BBS》 2002年12月 ハムレット 〜1/2〜

みなさん、投稿ありがとうございました。
閲覧用として再編集したため改行位置などが意図したのと異なっていると思いますが
どうぞお許し下さい。 (2002/011 有子

発言ナンバー[1]〜[50]


[1] 「ハムレット」と「ベイ・シティー・ブルース」 投稿者:なずな 投稿日:2002/09/26(Thu) 08:40

1993年、花組で上演された「ベイシティーブルース」は、「ハムレット」を元に小池修一郎先生が書き下ろされた作品です。‥‥‥‥なんてことは、皆様、御存知ですよね^^;

ハムレット     ハーヴェイ(ヤンさま*^^*)
オフィーリア    オリヴィア(森奈みはるさん)
レアティーズ    レオナード(真矢みきさん)
ホレーシオ     ホールデン(愛華みれさん)
クローディアス   クラーク (海峡ひろきさん)
ガートルード    グロリア (美月亜優さん)
父王・ハムレット  キング・ハーヴェイ(磯野千尋さん)
ポローニアス    ペリー  (未沙のえるさん)
フォーティンブラス ファルコ (紫吹 淳さん)
ローゼンクランツ  ロイ   (匠 ひびきさん)
ギルデンスターン  ジョージ (夏城 令さん)

となってた訳なんですね〜〜〜と、今頃わかった私‥‥‥
ハムレットまでまだ時間があるので、ベイシティーのビデオ見てハーヴェイに「帰りたくない‥‥」なんて‥‥‥あらら、ほほほ^^;


[2] 無口なハーヴェイ 投稿者:しゅくこ 投稿日:2002/09/26(Thu) 09:11

「ハムレット」と「ベイシティ〜」は話はほぼおんなじだけど、
決定的に違うのは、ハーヴェイが無口だったことね。
ハムレットの場合、膨大な台詞をとうとうとしゃべるから、
心の内もさらけ出し、悩みも、心の揺れも見えるけれど、
ハムレット(ハーヴェイ)のオフィーリア(オリビア)に対する
思いは、今回どうなんだろう?判りやすいだろうか?と興味
深々。


[3] 坂田靖子さんのページ 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/09/26(Thu) 17:52

坂田靖子さんの漫画にある「ハムレット」関連の作品を何回かご紹介しました。

文庫版『月と博士』に収録されてる「鴨池」。
愛蔵版『バジル氏の優雅な生活(3)』「君の夢の木馬」

本人のサイトに坂田さんの「ハムレット考」がありましたので、ご紹介しておき
ます。
「サカタBOX」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ysakata/index.htm
「!・・・  江守徹の ・・・!
 !・・ シェイクスピア ・・!
<1>ハムレット」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ysakata/fun/tv/stage/emori/emori1.htm


[4] 江守さんの‥‥ 投稿者:なずな 投稿日:2002/09/27(Fri) 06:55

けーてぃーさん

さっそくご紹介のページ、おじゃましてきました。
江守さんのハムレット‥‥「ハムレット狂詩曲」と同じところがありましたね。

漫画も探してみたいと思いつつ、まだ‥‥‥なのです^^;

しゅくこさん

ハーヴェイは無口でしたよね。
それにハーヴェイは生き残るんですよね‥‥


[5] しゃべるハムレット 投稿者:しゅくこ 投稿日:2002/09/27(Fri) 19:00  
>けーてぃーさん
私も見てきました。
江守さんのハムレット!よくしゃべるでしょうねえ。
しかも滑舌抜群で・・汗っかきハムレット?!

>なずなさん
ベイシティでは、ハーヴェイが生き残ったせいか?
ハーヴェイ(ハムレット)とホールデン(ホレイショ)との友情
よりもレナード(レアティーズ)との友情を感じてしまった。


[6] ハーヴェイJr. 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/09/28(Sat) 09:10  
ソルさんパパと親子でハーヴェイなのよね。
それもハムレットと同じでした。
ハーヴェイJr.はタバコをポイ捨てする、お行儀の悪いにいちゃんでした。(笑)
バスケット・シーンが可愛かったな〜。
一度、ゴールが決まらない日があって、くやしそうにまたトライして、入った時の「ヘヘン」というお顔が忘れられないぞ〜。
幻想の「ハーヴェイを探せ」シーンも、好きでした。
でも、結構、破綻の多い作品でしたね。
元の『ハムレット』の中にある破綻をそのまま踏襲したんでしょうね。
『グリークス』のオレステスがハムレットの原型と考えると、さらに興味深いですね。
今なら、きっともっと面白く観られそうな気がします。

>しゅくこさん
お若い時の江守さんは、細くてすごく繊細な感じの人だったんですよ。
『華岡清洲の妻』(字があやしい・・・)の清洲の弟子の役の時はものすごく寡黙な役でしたが、存在感があって、それに綺麗でした。
今のような方になるとは、想像も出来ませんでした。
私が舞台で観た『ハムレット』は平幹二朗さんと日下武史さん(当時、日本最年長のハムレットでした。)で、やはり朗々と長ゼリフを喜々として(笑)語る方たちでした。
大昔にTVで太地喜和子さんのオフィーリアで、鏡を使った『ハムレット』を観たことがあるんですが・・・
あれはどなただったかな〜?


[7] 衣装イメージ 投稿者:おこじょ 投稿日:2002/10/01(Tue) 16:52  

本日届いた「週間朝日」を眺めていたら・・・
林真理子の「マリコのここまで聞いていいのかな」のゲストが朝倉摂さんではありませんか!
ほんの少しですがハムレットの話題がでまして、
(ヤンさん他、役者さんの事はなにも話題になってませんが・・・)
衣装の話しをされてました。

笹部さんのHPでは、「白と黒」・・・のイメージでしたが、
少々具体的になっておりました。

朝倉さん曰く、
今回は衣装も自分が手掛けるので、全体を紫のグラデーションみたいなもので行こうと思っていた。
しかし、演出家のイメージが変わって、「旅芸人がテントを広げてハムレットを演じる」
と言うアイディアに変った。
・・・ハムレットにとって舞台であるデンマークは牢獄みたいな物だったのではないか。

でした。
ふふふ、想像がますます膨らむハムレット〜〜!
週間朝日を手に、ワクワクしてます(*^^*)

 


[8] Re[7]: 衣装イメージ 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/10/01(Tue) 19:29  
ふむふむ・・・・
旅芸人のイメージにすると、女優がハムレットを、女形さんがオフィーリアを演じる必然性が、説得力を持ってきますね。
明日、週刊朝日を買ってみようっと。

 

 


[9] Re[8][7]: 衣装イメージ 投稿者:おこじょ 投稿日:2002/10/01(Tue) 21:20  
> 旅芸人のイメージにすると、女優がハムレットを、女形さんがオフィーリアを演じる必然性が、説得力を持ってきますね。

本当に!そうなんですよね〜。
ほんのちょっとの記載でしたが、週刊朝日(週間ではありませんよね(^^;;)を読んで、
夢の中を浮遊していたハムレットが、現実の世界に降り立った様な錯覚に陥りました!

始まるんですね〜!
またもやワクワク(*^^*)



[10] そう言えば… 投稿者:うみせ 投稿日:2002/10/08(Tue) 01:10  
週間朝日は読み損ねてしまいました。

さて、今日はレプリークを買いに出たついでに新宿まで足を伸ばし、松岡和子さん訳の『ハムレット』を
購入してきました。
口調が現代文に近くてとっても分かりやすく、時々「原書ではこう書いてあるから、きっとハムレットは
こういう気持ちでこう言ったんだろう」ってな註釈も書かれているので、ハムおたくのワタクシとしましては、
とても貴重で読みやすく気に入ってしまいました。
でもどこかで聞いたことのある台詞だなあ…と思ったら、数年前に銀座セゾン劇場(現・ル テアトル銀座)で
ハムレットを真田広之さん、オフィーリアを松 たか子さんが演ったときのものでした。
蜷川「ハムレット」で惚れこんだ松重 豊さんが、またもホレイシオを演るってンで観に行ってたんだ
…そうだったそうだった(^^;)。
確かNHKで舞台中継もされてたはず…どこだったかなあ…ごそごそ…。

それはさておき、>けーてぃーさま
亀レスになりますが、太地喜和子さんがオフィーリアを演られていたのは、文学座ではなかったかと
思います。
その時のハムレットは山本 圭さんではなかったでしょうか。
私のいちばん古く、私をハムおたくならしめた「ハムレット」だったと
記憶していますので…。
(でも鏡を使ってたのは江守 徹さんだった気もするのよね〜…う〜〜ん)

さてあと幕開きまで20日あまり…。
こちらも何かとこむずかしく言葉遊びの多い、この戯曲に惑わされないよう、しっかりと下準備して、
ヤンさんの『Hamlet』を、あの美しい口からこぼれる名台詞を、楽しもうと思います。

まずは、妄想…(笑)。

 


[11] はじめまして〜 投稿者:ゆうやけ 投稿日:2002/10/09(Wed) 20:28  
>うみせさま
>こちらも何かとこむずかしく言葉遊びの多い、この戯曲に惑わされないよう
そうなんですよね〜
出てくる、出てくるたくさんの注釈、言葉遊び、それにハムレット様は駄洒落までおっしゃるのですね。
もうびっくり!
私は『半神』を見てまもなく戯曲を読んだのでたくさんの言葉遊びの中から人間の避けられない孤独を浮かび上がらせるというこの2つの戯曲が似ているなあと思いました。
ヤンさんの舞台って一つ一つが切れているんじゃなくてある方向につながっているのかな?
野田秀樹さんがシェークスピアに合うと評されるわけもなんとなくそうなのかと・・

うみせさんはハムレットオタク?!
ひゃ〜素晴らしい!
私は*十年前に読んだ少年少女世界 文学全集以来です^^;
舞台は、ベイシティーのみ(笑)
ほとんどハムオンチですのでうみせ先輩どうかよろしく〜
(でも友達で「えっベイシティーの原作がハムレットなの?」って愛すべき人もいましたよ^^)

それではもう少し幕が上がるまで寝て・・・じゃなかった
妄想の世界で待ってま〜す!

 

 

[12] おっとっと…訂正、訂正 ^^; 投稿者:うみせ 投稿日:2002/10/14(Mon) 12:46  
ああ…あと半月。
妄想が膨らみまくってます。
最初に笹部さんがおっしゃっていたのは、父王ハムレットが、そのまま
王子ハムレットになる演出でしたが、少し変わってきたのかな?
無限の演出、無限の解釈。う〜〜〜〜ん、深いっすね。

さて>けーてぃーさま
山本圭さんは、俳優座でしたね、失礼しました。
ちくま文庫の松岡さん訳の「ハムレット」を最後まで読んで、解説のあとに、
日本での主な上演記録が載っていたのを、昨日発見しまして…^^;。
太地さんのオフィーリアは、江守 徹さんと1976年に演られたもののようでした。
NHKの芸術劇場かなにかで放送されていたと思います。

ああ…堅い堅いこの体…ヤン・ハムレットさまに出会ったら、瞬間露になって消えてしまうかも…。



[13] 見えるのかなあ? 投稿者:ゆうやけ 投稿日:2002/10/29(Tue) 17:04  
はふ〜〜
関西は少し寒いですが昨日あたりからすご〜く空気が美味しい
です。
きれ〜でかっこよくって2日間ほどだけもてるっていう感じ
の空気*^^*

先日友達が送ってくれた池袋15っていう冊子によると「旅一座」が演じる「ハムレット」でヤンさんはその一座の女優役でもあるってことでしたので、私は密かにサム一座のポーラとヤンさんをダブらせたりして楽しんでました・・・ら
昨日の「スタジオパーク」のヤンさんのお話しによるとなんとその一座というのは、生きてる人ではなくて死者の魂が演じる・・つまり亡霊!!なのだそうですね。
演じる事をやめると消えてしまう?!
ひゃ〜〜
亡霊ってことは、純真な心がないとみえないの?
ハムレットを演じる一座の女優は亡霊だし、パパハムさまも元々
亡霊・・・・
心に目があるのか・・っていう言葉は観客に向かって投げられた
ものなのか。
イヤ〜ン、ヤンさんに目がクラんでる私なんかに見えるのかなあ。
そんなことを考えてしまった前日でした。
幕があくまで後、20時間だ!イェイ!



[14] しかも・・・ 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/10/29(Tue) 23:28  
亡霊になってもYANさんの舞台を観ようという私たちが観客・・・。(笑)
と冗談はさておいて、YANさんは何千年も・・・とおっしゃっていなかった?
それって、未来のことよね。
何先年も前にシェークスピアはいなかったもの・・。
と、閑話休題。
昨日のYANさんのお話を聴いて、誇らしい気分になりました。
作品を気負わず、てらわず、しかし深く理解(というんじゃないんだな〜・・・・なんだろ〜)して、その人物を生きる。
YANさんはけっして演劇的役者さんじゃないんだけど(あくまでもエンターテイナー)、そのアプローチのしかたは誰よりも演劇的。(う〜ん、また言葉が違うな〜)
きっと、うみせさんがいい言葉を見つけてくれるだろ・・・。よっぱらいは、明日に備えて寝よう・・・。

 



[15] 初日昼の部 投稿者:える 投稿日:2002/10/30(Wed) 20:46  
Yanさんの舞台の初日を観るのは、生まれて初めてでした。(^^;
誰も見たことのない「ハムレット」
この感動を、どう表現したらいいのか、わからないくらい完璧な舞台でした。
退団後のファンなので、生でタカラヅカ時代を髣髴とさせる男役のお芝居をなさっているYanさんは、初めてで。
現役時代の男役の声、表情やわ〜〜〜!!と至福の時を味わいました。

作品全体でいうと、Yanさんの台本の表紙にミュージカルって付け加えられているとかいうのが、よ〜くわかりました。
冒頭から最後まで退屈しない演出方法、音楽の素晴らしさ、オフィーリアの場面なんか泣かせるじゃありませんか。ミュージカルですよね。
イマジネーションの素晴らしさを堪能させていただきました。

怪傑ゾロ、歌舞伎、活動写真(弁士がいる無声映画)
ベルばら、EVE!!

8人の役者さんたちが出ずっぱりで、着替えも(役変わり)舞台の上で行なわれ違和感が全くなかったです。ファンにとっては最高でした。直接お芝居をしないときの表情も見れるのですよ。(それもお芝居のうちなんですけど)
上手側より、センター、下手側の座席の方がYanさんハムレットをずっと見られます。

最後に、初日だったので、客席側にいた舘形さんをYanさんが「タテーー」と呼ばれ、舞台に上がられました。
笹部さんもロビーでお見かけしました。
 


[16] 横顔 投稿者:える 投稿日:2002/10/30(Wed) 21:00  
表情で思い出したのですが、Yanさんの頬が少しこけていたような気が、、、
男性陣で丸いお顔のかたがいらっしゃったから余計にそう思ったのかもしれないのですけど、ハムレットでない旅役者でスタンバイ状態のYanさんの彫りの深い、横顔のライン、たまりませんでした。

植本さんの横顔も、ほんとに素敵で、綺麗、可愛い、あわせて可憐。
愛しくなるのがよくわかりました。このへん、わたしもハムレットの気分になりきり、オフィーリアが可哀想でなりませんでした。

旺なつきさんは、初めて生で拝顔しましたが、
さすが男役出身だけあって、カッコいいったらありゃしない。
もともと美形な上にホレーシオの表情、立ち姿が、とっても素敵でした。あんな男友達がいたハムレットって幸せよね〜ってくらい。(^^;

以上、思いつくまま、つたない感想でごめんなさい。

 


[17] 初日☆ 投稿者:ゆうやけ 投稿日:2002/10/30(Wed) 23:09  
私もえるさんの言われるようにどのように表現していいのか
よくわからないんです。
とにかくすごい!としかいいようのない舞台!
完璧な台詞劇であったし、ミュージカル、歌舞伎、バレエ
椅子取りゲーム、早口言葉まであっと驚く構成、アイデア!
その上に8人の役者さんたちの魂が見事に根をおろしていました。

膨大な台詞に正面から挑んだと言われたヤンさん、完璧な勝利でしたね!
あの美しいお声で緩急自在に操る台詞・・韻を踏んだ詩を聞くより
心地よかった***^^***
当分ハムレットのほうがヤンさんを離さないのでは*^^*

明日は下手から旅一座ヤンさんをじっくりみせていただきます〜〜
きょうは水曜日で客席にタカラジェンヌさんがとても多く華やかでした。
それからこのハムレットは「芸術祭参加作品」なのですね!
すんごい!


[18] ネタばれというより‥‥^^; 投稿者:なずな 投稿日:2002/10/30(Wed) 23:45  
言葉にならないです‥‥‥
おもしろかった‥‥
カッコ良かった‥‥‥
なのに漂う無常感‥‥‥

私は宝塚の男役時代のヤンさんも見ていたけれど、
ハムレットのヤンさんは
今まで見たことのないヤンさんでした。
わかるとか、わからないとか、そんなこと関係ないくらい楽しめました。

「尼寺へ行け!」‥‥‥‥‥ひええ〜〜〜〜〜\__‖


[19] あきさせない構成 投稿者:しゅくこ 投稿日:2002/10/31(Thu) 01:00  
いや〜〜〜面白かったあ〜〜
ロビーにいた男子大学生が頬を上気させて「素晴らしかった」
となりにいたハムレット大好きの演劇生が「面白いよねえ!」
いろんな表現が舞台を観た人の口からでていましたが、わたしも
やっぱり「おもしろかったあ!」です。
きょうは昼夜ダブルヘッダーだったのにちっとも疲れない。
なぜなのかしらと思うと、台詞劇にありがちな観客に肩を凝らせるものがまるでなかった。最初から最後まで、目が離せず口をあけっぱなしで「え〜〜、あら〜」とぐいぐい楽しく舞台にひきつけられました。ヤンさんをはじめ役者さんたちの力量 もすばらしいのですが、やはり視覚でたのしませてくれるというか、2重構造の
旅役者たちの楽しい存在が、ハムレットの芝居を膨らませて
いるようで、また心に染み入る音楽歌が、聴覚的にもオフィーリアの哀しさ、ハムレットの苦しさを分かりやすく見せてくれました。
ヤンさんの「かっこいい」という言葉をずーーーんととびこえてしまったような、切れの良い、スピーディーな台詞、動きに圧倒されました。又、旅役者たちの軽妙さ、動き(振り)
オフィーリアのかわいらしさ、清らかさ、クローディアスの凄さ、すべてがよくできた、構成のなかで輝いていました。
「こけるか、うけるか」なら完璧間違いなく大受けでしたよ。
ほんと素晴らしかったです。

[20] 旅一座 投稿者:ゆうやけ 投稿日:2002/10/31(Thu) 08:21  
どこからともなく現れて、うたかたのテントの中で悲劇(喜劇も!)を演じどこへともなく去っていく旅一座。
気になって気になっていろいろ考えたあげく・・
そうだ!人間そのものだと。
オリエンタルから来てオリエンタルへ帰っていく我が人生は
なんて単純なのだ!^^;
きょうも行きます!ハムレットさまぁぁぁ〜〜☆

[21] 女優 投稿者:なずな 投稿日:2002/10/31(Thu) 09:57  
早く用意して出かけなきゃならないのに、まだぼお〜〜っとしてる^^;

ゆうやけさんの旅一座に反応して*^^*
ラストシーンの荷車上のヤンさん、「女優」でしたよね
なんだか、あのヤンさんに果てしない「女」を見たような気がしました

ほんとにスミからスミまで飽きることなどまったくない
おもしろい舞台でした*^^


[22] 狂った.... 投稿者:駄 ねこ 投稿日:2002/10/31(Thu) 10:36  
もうもうもうもうもう!!( 牛語で「言葉が出ない」という意味)
すっばらしい!!
ハムレット王の第1声に鳥肌がすーっと立ちました。
「演技うまいな」とか「やんさんすごいな」とか「括弧欲かっこよく演じてるな」とか、考える暇がないほど、「ハムレットが演じる」狂気の世界にとっぷりはまり込んでしまいました。「尼寺へ行け!」と言われたら「はい」と行ってしまいたくなるように、すっかりオフィーリア(植本潤ちゃん、かっわいい!!)になってしまった私達は、もう感動の泉の渦にすっかり巻き込まれています。
さあ、今日も神戸オリエンタル尼寺に行ってきます。
[by駄ふぇりあ]


[23] 誤字変換の言い訳..(^^;。 投稿者:駄ねこ 投稿日:2002/10/31(Thu) 10:42  
コミパルの小さな画面でかきこんだら、かっこいいが「括弧いい」になってた...(^^;)


[24] 旅一座の荷車 投稿者:しゅくこ 投稿日:2002/10/31(Thu) 19:22  

きょうはヤンさんは昨日より自由に自然にハムレットをいきておられるなって感じました。とくに、ギルデスターンたち友人とのからみ、旅役者とのからみなどとても可愛く、明るく、過酷な運命がなければハムレットって、かわいく、明るく、冗談好きの楽天家なんだろうなと思えました。

わたしは、このお話の冒頭と終わりに舞台をめぐる旅一座の荷車がすきです。一座の荷物を積んで
車ごと音もなくあらわれて、またなにごともなかったように去っていく車に
運命と命の旅立ちを感じました。
それが無常感、寂寥感なんですね。
そこからはじまりそこに終わる。その舞台の組み立てが好きです。
あと、とても楽曲が美しく心に染みる。台詞でなくうたわせるのは大成功でした。オフィーリアがあんな美しい声をしているなんて。
剣の音とかいろんな擬音を舞台上でつくられるのも興味ぶかいし、
タイミングのよいピアノ伴奏がまた素敵でした。
でもあの旅一座国籍不明でしたね。日本的でもありました


[25] 幸せもんです 投稿者:Candy 投稿日:2002/10/31(Thu) 21:06  
すごかった〜〜
それしか言えないほど、すごい舞台でした。
構成。演出。振り付け。照明。
どれも、ほ〜〜とうなるような完成度。
ヤンさんを見ている幸せのうえに、完成された舞台を見られる幸せ・・・。

あ〜〜〜こんな舞台を見られて、しあわせです〜〜〜。

初日をみたともだちに、「お目当てのラストのフェンシングの場面はないよ」って言われてたんだけど、フェンシングをするよりもかっこいい決闘シーンでした!!!

かっこよかった〜〜〜(#^.^#)

あの射るようなヤンさんの眼・あの動きに照明が、よりヤンさんをかっこよく照らし・・・・・、やられました。
今晩は眠れん!!!

[26] 「?」…「!」! 投稿者:うみせ 投稿日:2002/11/01(Fri) 01:20  

やっぱりです…やっぱりヤラレてしまいました……分かってはいたんです。
これまでいろいろなハムレットを観てきましたが、観る前からなんとなく感じていた「心の予言」は大当たりでした。
これが私のスタンダードになることは間違いなく、ヤンさんをおいて、私の中にハムレット役者はいない!
こけるか受けるか…?受けるに決まってるじゃないっすか!
あれだけヤンさんのカッコよさ、明るさ、寂しさ…そして役者としての可能性を引き出せる役をもらって、
それに魅せられてきたファンが全員、ぶっ倒れないわけがない!
この『ハムレット』ならぬ『Hamlet』に、判ってはいたけど、ひとめ惚れしてしまった感じです。
22年…舞台やりつづけてきた甲斐が、有りましたね…ヤンさん。
まだまだ変わりつづけていけるだろうけど、とにかく今回は、脱帽。
文句ナシに。
今日の涙は、忘れません…。
<…って!またファンレターになってしまった うみせっと>


[27] え〜と<その2>(笑) 投稿者:うみせ 投稿日:2002/11/01(Fri) 01:21  
ちょっとまじめな話にうつりましょう。
『ハムレット』と『Hamlet』を書き分けたその私のココロはね、『Hamlet』であって「ハムレット」ではないからなんです。
今回は「ハムレット」を基調にした旅役者一座の物語ですよね…スタジオパークでヤンさんが言ってらっしゃった「もうこの世にはいない一座」。
ヤンさんが演っていたのは、その一座の女優でしょ?もう、亡霊になってしまった役者の、魂。
そう思って観てると、ものすごく切なくて…哀しい。
あの世とこの世…『ハムレット』の戯曲世界と、いつの時も変わることのない幾多の役者たちの「演じる心」…。
「心」というより、「執念」みたいなもの…演じずにはいられない役者の本質…性…魂。
そういうものを行ったり来たりしながら、舞台が進行してたような気がします。
だから初めて、あの有名な台詞「To be or Not to be…」(「生きるべきか死すべきか…」っアレですね)
が、これまでとちがう意味をもって聞こえてきたんです。
確かにハムレットが言ってるけれど、あのハムレット役を演じてる女優、ハムレットをこれまで演じてきた、数多の役者たち、
ハムレットに憧れてもそれが果たせなかった俳優たち…そして、その中にいる、ヤンさん自身の声にも聞こえました。

今回は私も、シェイクスピアや「ハムレット」の呪縛から開放されて、とても、自由に、楽に観ることができました。
ここまでのエンターテイメントにしてくれたってことも特筆すべきことですが…。
それはまたのちの機会に…。

 


[28] ヤンさんハムレット 投稿者:マロン 投稿日:2002/11/01(Fri) 08:08  
神戸の3回観てきました〜。
初日は作品のおもしろさと役者さんたちの上手さ、迫力に圧倒されてえらいもんを観てしまった〜〜〜と思いました。
私は松岡さんの戯曲を読んだだけで、いろんなハムレットを観たことがあるわけでもないのですが。
シェイクスピアというだけで、むずかしくないだろうか・・肩が凝らないかなぁと心配してました。でも、おもしろい!
本当にうまくできてるなーよく聞いていると松岡さんの戯曲のせりふのまんまなんだけど、歌の歌詞にもうまく収まってびっくりでした。
ヤンさんのハムレットは想像以上に素晴らしかった*-^^*
育ちのいい殿下で、傷ついて悩むハムレット、まっすぐで儚げで・・。戯曲を読んだときのイメージそのままでした。(って始めからヤンさんをイメージして読んだかも・・^^;)
「オフィーリアを愛していた〜〜」というところで楽はぼろぼろ泣けました。ちょっと嫉妬(笑)。決闘のところで「一本!」で、鳥肌が〜〜。あ〜〜どんどんいつものミーハーモードになってしまふ。どの場面 も素敵でした。
音楽も素晴らしかったですね。あの哀愁を帯びた哀しい旋律がずっと耳について離れません。
ヤンさんはじめみなさんに感謝の気持でいっぱいです。
きっときっと東京はもっとよくなるでしょうね。
きのうの楽の幸せと出待ちのときのヤンさんのきれいで柔らかい
優しいお顔を宝物にして、ご報告をまってますね


[29] 感激です 投稿者:ぴろこ 投稿日:2002/11/01(Fri) 08:51  
初日を観ました!
前日に宝塚花組版エリザベートを2回観たあとだったので、気力、体力ともにもつのかな〜などと弱気だったのだけど、そんな心配はすぐに吹っ飛んでしまいました!
ハムレットの世界にグイグイひきこまれ、至福の3時間でした。
私の席は3階だったのですが、
ヤンさんをはじめとする出演の方々のエネルギーは私のところまで(劇場のすみずみまで)ぎゅんぎゅん届き、胸に突き刺さりました。
目に映るものはどの場面も美しい絵画のよう!!
耳に届くものは台詞までも美しい音楽のよう!!
本当に素晴らしかったです!!

最近は花組、とくに瀬奈じゅんサンに熱をあげていて(あっ!書いちゃった・・照れる)盲目的でさえあった私でしたが、
この作品を観る機会に恵まれ
いいものは宝塚だけじゃない
芝居ってホントにいいもんだなぁ・・・ということを再認識することができました。
思い切って神戸で一泊し、この作品を観て本当によかったと思います!


[30] 涙が出過ぎて... 投稿者:駄 ねこ 投稿日:2002/11/01(Fri) 12:45  

オフィーリアになりきって涙を流したり、ハムレットの苦悩に涙したり...そして極めつけの最後の決闘!
もう「オフィーリアを愛していた」の絞るような台詞と決闘場面の音楽が流れた瞬間、もうオフイーリアのように涙の泉におぼれて死ぬ かもというぐらい涙腺が緩んでしまいました。
いや涙で水分が出てしまってこの老体は干涸らびてしまうかも。
(あちこちで干涸らびて「安寿ミイラ友の会」ができてましたなあ)(^^;)

まだ「尼寺へ行け!」の叫びが頭に響いていて、今朝は会社へ行かずにトラビスト修道院へでも行こうかと思ったぐらいですが、2日さぼった仕事もたまって、仕事の亡霊が暁の扉をノックして開けたので、今は会社です。(^^


[31] (つぶやき) 投稿者:Candy 投稿日:2002/11/01(Fri) 16:07  
宝塚男役時代のヤンさんを見たことないのですが、せりふを言えるほどビデオを観ているのでちょっとつぶやいていいですか?

BJもいましたよね。
エリオもいましたよね。
ハーヴェイJr.もいましたよね。

こんなんだったんかな〜なんて思いながら見てしまいました。
全部ヤンさんの財産になっているのですね。(^^♪

>駄ねこさん
「安寿ミイラの会」ばくしょ〜〜〜!

[32] Re[31]: (つぶやき) 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/01(Fri) 20:02  
>Candyさん
私は初めて会った人でしたよ、ハムレットさん。
悩める青年(のはず)だけど、心の底が朗らかでおかしげな人だったな〜。

[33] Re[32][31]: (つぶやき) 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/01(Fri) 20:54  
途中で送信してしまいました・・・。
宝塚の男役としてのYANさんが演じられた役は、どの役にも根底に深い孤独感が感じれました。
自分が信じる道を歩きながらも、どこかに挫折感があり、それに負けまいと背筋を伸ばしているようなギリギリ感・・。
それが、ある意味、女性が男性を演じている宝塚の男役像のひとつでもあったんですよね。
でもハムレットくんは、孤独じゃなかった。
ホレイショーもいるし、母や恋人も愛している。
だから、どこかでわかってくれる・・・あとで、ごめんねと言えば許してくれると思っているらしい男の身勝手な思いこみがみえみえの人でした。
復習を考えながら、人生のお楽しみを見つけてどこか喜んでいるでいる風でもありました。
ああ・・そんな役が出来るなんて、YANさんたらなんんていい役者さんなんでしょうっ・・・うふっ(by けーてぃーりあ)

[34] はじめてのヤンさん 投稿者:なずな 投稿日:2002/11/03(Sun) 17:42  
私にも初体験のような、ヤンさんでございました。
ヤンさんっていうか‥‥‥‥‥
ハムレットというか‥‥‥‥‥
演じることを永遠にやめることの出来ない女優というか‥‥‥‥‥‥、

スタジオパークでもおっしゃってましたが、肩パッドも胴ぶとんも、ヒールも、ヒールの中のヒールも、つけまつげもすべてがなくなって、いよいよ、その御身ひとつで「男」を演じる希有の女優さん‥‥‥‥‥‥

植本さんのオフィーリアが可愛らしいと、その所以を語ってらっしゃいましたが、それと全く同じ理由でまた、ヤンさんのハムレットもカッコいいのです!!

見ましたか?
あのクールなまなざし‥‥‥
オフィーリアに「さあここへ」と手をさしのべておいて、寸前でフっと知らん顔して、また誘う‥‥‥
オフィーリアを抱き締めておいて、同じその手で首をしめ、苦しいほどに抱きしめる‥‥‥
ひえ〜〜〜〜〜〜でございます。
このあたり、セリフにあることでなく、タテさまのイマジネーションから出来上がったシーンかなあと勝手に思うのですが、大好きなシーンです。

↓で、マロンさんもおっしゃってましたが、最後の剣の試合のシーンも大好き!
強いセピア色の照明が、カっと役者の顔を照らし、それに負けない役者たちの眼光が客席を刺す
あの「1本!」はほんまに、ほんまにキャ〜〜〜〜〜〜でございましたね〜〜〜〜*^^*

ヤンさんのことだけでも、喋りたいことはまだたくさん‥‥‥
その他の隅々まで行き届いたっていうか、凝ったっていうか、ほんとに一部のすきもなく、演劇のおもしろさがちりばめられたような舞台でしたもんね


[35] 永遠の旅人 投稿者:ゆうやけ 投稿日:2002/11/03(Sun) 21:03  
>演劇の面白さがちりばめられた舞台
なずなさん、ほんとにそうですね!
あまりにみどころが多すぎて、すご過ぎて私にはまだハムレット
が語れないでオロオロしています。
笹部さんのHPのオフィーリアを抱きしめたヤンさん!!
見ただけで涙が出てしまいました。
ハムレット様の目の輝き!オフィーリアの可憐さ!
(長いカツラがよく似合うオフィーリアさまは千秋楽のアンコール
でそのかつらをまるでシャンシャンのように打ち振ってらっしゃいました笑)

でウロウロするうち、好きな人ができてしまいました。
亡霊の旅一座のハムレット役の女優さん!
あんなに血の通ったハムレットを演じながら終われば悲しいも楽しいもなにも感じない美しい横顔だけを見せてチリンと去っていかれるの。。
思わず♪どこにいるの〜 寒くないの〜 誰かといるの〜と
ブロークンのエンジェルちゃんになってしまいそうなんです。

舞台袖にいらっしゃる時はさりげなくお化粧をなおしたり、衣装
を畳んだり・・フ〜と生気を消してそこの空気のようにいらっしゃる時もありました。
この方を見るのが舞台上のハムレット様と同じくらい夢中になって
しまった私です。

この一座が出てくる時チリンと鳴った効果音。
一陣の風が揺らした風鈴か・・と思ったのですが、プログラムの写真を見て「そうだ!」と思い家に帰って調べましたらありました!
仏壇の奥に同じものが、うちでは仏具としてお念仏を唱和するときに用いるお鈴として存在してました。
いままではチリンと鳴るとZzzzzの世界へいってしまう不届者でしたけど・・・チリンと慣らしてみるとなぜだか胸が熱くなる・・

この世とあの世をつなぐチリンがなるのは11月6日。
あの方はまたみじんも感情がない美しいお顔で現れてくださるのでしょうか。

[36] チリン 投稿者:なずな 投稿日:2002/11/04(Mon) 08:52  
>ゆうやけさん
そうそう、「ごお〜〜〜」という闇からわき上がるような地響き、または亡霊のうめきのような中、
「チリン」となると、もうそこは黄泉の世界、黄泉の世界を巡礼する者たちの世界に、スーーと音もなく引きずり込まれるような気がしました。

荷車の上の女優(ヤンさん)の気高さ、哀しさ、荷車をひく亡霊役者たちの虚無、ただ演じるためにだけ旅をつづける‥‥
思い出しただけでも胸が苦しくなります

みどころといえば、装置だって照明だって音楽だって衣装だって小道具、楽器のそれぞれがほんとに生きてるみたいに思えたし‥‥‥
あの祈祷書の使われ方には、まいりました!!
頭蓋骨も‥‥‥^^;
ヤンさんのパスの仕方、バスケのチャストパスでしたね*^^*

[37] アイデア満載 投稿者:しゅくこ 投稿日:2002/11/04(Mon) 10:10  
いろんな小道具、楽器、擬音が面白かった。
最後の決闘の場面。剣を刺すときの擬音どうやって出してるか知ってる?
シンバルを使って、植本さんが出してるみたい。
いろんな興味が湧き出てくる。
前半で出演者全員が歌う歌。力強くて感動を覚えました。
デモね。素晴らしいのにはかわりないけど、前半はわたし、展開があまりに目新しくてちょっとポカンとなって(口あけたまま)
神経(わたしの)が散っちゃって、導入部だからしかたないけど
ハムレットの物語に完璧にひたりきれなかった。後半のほうがよりハムレットにずーーーーーんと
のめりこめたわ。

>なずなさん
チャストパスじゃなくてチェストパスじゃなかった?
墓堀りさん、頭蓋骨を客席に落っことしたよね。


[38] シンバリスト・オフィーリア 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/04(Mon) 15:41  
潤くんのオフィーリア役者さんは、オフィーリアが死んだあと、荷物をまとめて先に死んだおとうさんと会って、舞台上から去っていきます。
もうかばんをあけることはなく、最後までオフィーリアのまま。
そこへ次に死んだギルだかロゼだかわからないけど間宮さんがシンバルを持ってくるのです。
オフィーリアの役者さんはびっくりするのですが、たたき方をならって、とても真剣な表情で決闘のシーンでシンバルを鳴らすんです。
中央の芝居とともに周りの芝居もとても面白く目が離せませんでした。

何気なく面白いのは、お片付け好きのハムレット役の女優さん。


[39] 片付け好きの女優さん(*^^*) 投稿者:駄ねこ 投稿日:2002/11/05(Tue) 00:25  
片付け好きの女優さんは、神戸千秋楽の2部が始まる前、お荷物をチェックしてらっしゃったのですが、何かが足りなかったらしく袖に入っていかれました。
そのためポローニアス役さんは客席に「神戸も寒くなりましたね」とか雑談をして間を持たせてらっしゃいました。
そしてやっと所定位置に戻ってきた女優さんに「遅れてすみませんも言わないのか」みたいなことを言って..女優さんに「すみません」の挨拶をさせてらっしゃいました(*^^*)
すっかりハムレット役の衣装を付けて三つ指つく女優さんはかわいかった。(*^^*)

私は東京は9日10日しか行かないつもりだったけど、あとの3日間のうち日帰りで行こうかと悩んでいます。

9日まで神戸でのハムレツトの復習だけに生きることで私の心は満足できるだろうか、やみくもな仕事の矢弾の中を心の内でひたすら3日間堪え忍ぶか...
眠ればまた夢の中に面影と声が現れる。..そう厄介なのはそこだ。

行くべきか、行かざるべきかそれが問題だ...と。

...あっ、もう一つの問題だ。
お金もなかったんだ...(^^;)


[40] Re[39]: 片付け好きの女優さん(*^^*) 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/05(Tue) 06:01  
2部の始まる前に役者さんたちは、色々と準備をされる場面(?)ですね。
お片付け好きの女優さんは、1部で脱ぎ着したブラウスや、マント(2種類ありますね)を丁寧にたたみなおして、順番に詰めていられるご様子。
なんとなく6月の衣更えをしているおねえさま・・・っていう感じに見えてしまうのは、私だけ・・・・ですね。

>神戸千秋楽の2部が始まる前、お荷物をチェックしてらっしゃったのですが、何かが足りなかったらしく袖に入っていかれました。

かなり長いこと、すみからすみまで探していられました。
あれだけの箱なのに・・・・
他の役者さんたちも心配そうに覗いていられました。
初日の2回目に劇中劇で、王冠がうまくつかなくて、踊りながらはずして捨ててしまわれましたので、「王冠がないのかも?」と思っていましたら、ソデに探しに行かれました。
オフィーリアの役者さんはそれでも心配そうに、衣装ケースを覗いていましたが、さわってははいけないと思われたのでしょうか?眺めているだけでした。
その後、無事に戻っていらして、王冠を所定の場所に置かれて、可愛らしくご挨拶されました。

>駄ねこさま
日帰りなさるのなら、当日券で1階席が出るのかどうかちゃんと確認された方がいいですよ。
特に木曜日の夜の1皆席は、前売日の早い時間に完売で、戻り券もありませんでした。
(だから私は観られにゃい・・・・)
サンシャインの2階はせまいし、ちょっと遠い(高い)。
全体を観るにはいいと思いますが、わざわざ日帰りでいらっしゃるのなら、やはり1階席の方がいいのでは?と思います。

[41] あっ、それも問題だ。 投稿者:駄ねこ 投稿日:2002/11/05(Tue) 12:46  
>当日券で1階席が出るのかどうかちゃんと確認された方がいいですよ。

けーてぃーさん、そうですね。チケットがあるかどうかも私の行く手に建ち塞がっていたのでしたわ。(^^;)

今日会社に来たら、また邪悪な仕事の悪霊が数多、私の前にも立ちふさがり城壁に(どこが城やっちゅうねん(^^;))さまよってしまったし...。
「来るなら来い!」と戦っておりますが、老いぼれの剣はなかなか刃向かえそうにありません。(;;)



[42] 初日! 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/06(Wed) 23:29  
サンシャイン劇場の初日に行ってきました。
細かい変更点などもあるのですが、神戸より、より演劇的というのでしょうか?違うものを感じました。
ハムレットの狂気もたいへん強く感じました。
特にガートルードでの部屋で、母を責めている間にに自分の言葉で自分を追い詰めていったような・・・・それが父の亡霊を見るに至ったような、そんなすさまじさを感じました。
神戸では軽々と演じているように見せていらしたYANさんですが、東京では、何か演技者としても思いつめたもの(それも演技かも知れませんが・・・)を見せていらっしゃいました。
個人的に感じたのは潤ちゃんのオフィーリア役者さん。
男っぽくなって、女形さんの役づくりだけではなく、もうひとひねりした辛口の何かを感じました。
その半面、天宮さんはすご〜〜〜く色っぽくなって!
おかあさま〜〜〜。
息子さんを見たいんですけど・・・あなたに心がひかれてしまう・・。と思いました。(笑)



[43] とうとう始まってしまった… 投稿者:うみせ 投稿日:2002/11/07(Thu) 01:27  
あと5日したら、お別れなんだわ…。
今から『Hamlet』との別れがつらい、うみせでやんす。こんばんは。
さて、では今日、初日の劇場のご報告をば。

満員です!すごいです!通路にできた補助席もびっしり。
ご案内の係の方が「お立ち見の方はこちらに…」なんて言ってたような…。
サンシャインって立ち見ってできたっけ?と、思いつつも、1ベル後に後ろをふりかえると、本当にぎっしり!
休憩時間はトイレに長い列ができ、喫煙所もコミコミで、歩くのも大変でした。
白石加代子さんはじめ、役者さんたちもたくさんいらしていて、華やか〜で賑やか〜でしたが
やっぱり神戸とは客層がちがう気がしました。
純粋な演劇好き、『ハムレット』ファンの方もいらっしゃったのでしょう。

そんな中で、タイトルロールとして芯を張るヤンさん…。
いろんな人に見てもらえる舞台に立って勝負できるって、すごい!カッコイイ!!惚れちゃうっ!(←?)
何をいまさら…ですが、本当にこの作品に出会えて良かったですねって言いたい。
今日は東京初日ということもあってか、出演者の緊張が感じられる舞台でした。
台詞も、皆さん随分噛んでらっしゃいましたが(^^;)、とても大事に演じてらっしゃるのは伝わってきます。
ああ、本当に5日間で終わってしまうのはもったいないわ…。

それでは明日のご報告をお楽しみに。
サンシャイン特派員(…つまり全部観るってこと…?!)、うみせっとでした。



[44] よいせ…っと、もういっちょ! 投稿者:うみせ 投稿日:2002/11/07(Thu) 01:30  
初めてです…宝塚からヤンさんを観はじめて、こんなに「ヤンさん」を意識しないで観られたのは…。
一幕で台詞を語り、仮面をはずしたあたりから、「ああ…ヤンさんが出てるんだった」って意識しなおしたほど。
作品自体を好きになったものは『リトルナイト・ミュージック』や『検察側の証人』などがありますが、
たぶんそれ以上に、かつてないほどに、この『Hamlet』に傾倒してしまったのでしょう。

そして何よりも、この芝居の中にきれいに溶け込んでいるヤンさんがすごく好きです。
「ハムレット役を演じる女優さん」役として舞台にいることは、確かにこの芝居の中では
とても大きな意味を持つのだけれど、私にとっては、この間も書いたとおり、数多の役者の
「演じる魂」そのものにほかならないのです。
舞台に生きて死んでいった数えきれない俳優の、その中の、ヤンさんも一人の役者の魂の
所有者にすぎないような…そんな想い。
たしかに私たちのOnly oneではあるけれど、そんなヤンさんを観ていられるのは、『グリークス』でも思ったことだけど、
私はすごく幸せなんです〜。
舞台上で役になり切って生きる…その過程をまざまさと見せつけられる今回の芝居は、
芝居をかじったものにとって、役者を志したものにとって、涙が出るくらい愛しいものなのかもしれません。

なんだか初日評を書くつもりが、違う方向に???
ま、いいか。

>けーてぃーさま
私も今回、天宮 良さんがすごく色っぽくなられたと思いました。
神戸ではちょっと「オバチャン」入ってた王妃さまだったので…(笑)。
おかげで王妃さまのお部屋での件は、息を呑むものになっていましたね。

ちなみに今回のお気に入りの一つは、ヤンさんの最後のレベランスです。
『FEMALE vol.4』の時も思ったけどさ、ヤンさんのレベランスってきれいですよねえ〜
…うっとり(*-_-*)。


[45] 暁の扉を2つ開けねば... 投稿者:駄ねこ 投稿日:2002/11/07(Thu) 12:37  
>神戸より、より演劇的というのでしょうか?違うものを感じました。
>ハムレットの狂気もたいへん強く感じました。

きゃーきゃー!!!

>満員です!すごいです!通路にできた補助席もびっしり。

す・すっごーーい!!

早く行きたい!!!!!!!!!!!
土曜日までの明日一日が、「何千年」にも感じまする(*^^*)


[46] ありがとう〜〜〜 投稿者:なずな 投稿日:2002/11/07(Thu) 19:59  
嬉しいです!!
なまなましい(笑)ご報告!!!

もっともっと聞かせて下さいね〜〜〜

>うみせさん
レベランス‥‥‥って何?と思って調べてみました。
(検索しただけ^^;)
バレエ流のおじぎのことなんですね*^^*



[47] Hamlet(裏返し) 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/07(Thu) 23:45  
わ〜ん、やっぱり今日は観られなかった・・・。
公演が終了する時間まで会社にいたから・・・・。
今回の『Hamlet(裏返し)』で印象的だったのは、ハムレットの裏返しがクローディアスだという感じがしたことです。
YANさんと鋼太郎さんの息がぴったりだということもあるだろうけれど、実はすごく似たもの同志なんじゃないかな?と思いました。
おふたりで『二人芝居Hamlet』を観てみたい。
場面によってハムレットが入れ替わるような・・・。


[48] サンシャイン特派員報告(笑) 投稿者:うみせ 投稿日:2002/11/08(Fri) 02:16  
本日の夜の部も大入り満員。
中野区教育委員会ってな方々がセンターブロック後ろを占めていましたが、みなさん最後まで、食い入るようにご観劇でした。
お昼の部には日向 薫さん、夜には香流鼓さんがいらっしゃってたようです。

さて、こう毎日だと飽きるのでは?という方々のご心配をよそに、毎回砂時計の砂が落ちていくのを止めたい衝動に
思いっきり駈られながら観ているうみせですが、観るごとに新しい発見があり、また演者の方々の有無をも言わせない
迫力に、毎回圧倒され、まばたきする間も惜しいほどの時間を過ごさせていただいています。
(やっぱりファンレターのような文章になる…なじぇ?)

神戸公演と演出が変わった部分を少し。
気が狂ったフリをしているハムレットと、ポローニアスのやり取りの件。
全編歌だったのを、ポローニアスさんの部分だけ台詞になりました。
やっぱりオフィーリアちゃんに「おとうさま、何故歌うの?」などと言われちゃったせいでしょうか?(笑)
他に演出が変わった部分、気づいた方いらっしゃいません?

>けーてぃーさま
そう、私も感じていました!
今回は時間の経過と共に、ハムレットとクローディアスの立場が入れ替わってくるのかもしれません。
ハムレットがガートルードの部屋に行く前に、クローディアスが無防備に神に祈っているのを見つけて殺そうとし、
思いとどまるシーンでは、完全に善悪さえ逆転していますよね。
鋼太郎さんの創り出すクローディアスは、実はけっこう小心者で、自分のやりたいことのために生きているすごく人間臭い
…いわば誰の中にもある「クローディアスな部分」のデフォルメなのかな…なんて思ったりして見ています。
ヤンさんと鋼太郎さんの二人芝居の『マクベス』なんか面白いかも…うわあ〜観たいぞ〜(笑)!


[49] 変更部分 投稿者:けーてぃー 投稿日:2002/11/08(Fri) 06:59  
初日だけしか観ていないけど、変更部分。
ハムレットが老人についてを、ポローニアスを人形に見立てて、糸あやつりするところが、歌うだけになりました。


[50] あらまあ〜 投稿者:なずな 投稿日:2002/11/08(Fri) 17:49  
マリオネット・ボローニアス、好きだったんだけどな‥‥‥‥‥^^;