みなさん、投稿ありがとうございました。
閲覧用として再編集したため改行位置などが意図したのと異なっていると思いますが
どうぞお許し下さい。 (2002/01/29　有子

【その1】

「カッコーの巣の上で」の専用BBSです。ネタバレオッケー。
どんどん投稿してね。
待ってます〜。

http://www6.airnet.ne.jp/yuko/Yan/yan00.html

一番のり〜。
『カッコーの巣の上を』で重要なものにロボトミー手術があります。
これは、凶暴な性格を持つ患者の前頭葉の一部を切り取ることによって、温和な性格に出来る画期的な方法として、実際に行なわれた手術方法です。
その後、この手術は人格を破壊し、廃人にしてしまうことがわかり、１９７０年代以降は行なわれなくなりました。
『カッコーの巣の上を』はちょうどそんな時代の物語で、ロボトミー手術をさせたからといって、ラチェッドが悪魔的な人物とは限らないのです。

ロボトミー手術を扱った映画には『女優フランシス』『だいじょうぶ、マイ・フレンド』などがあります。

しっかし、けーてぃーさんって博学よねぇ。
私は去年の病気で脳のことお勉強してやっと世間の常識並のこと知った(^_^;
なんでロボトミーってネーミングなんでしょ。
温和な性格にしちゃう→ロボット→ロボトミー
という単純な連想しかできない私(^_^;

http://www6.airnet.ne.jp/yuko/Yan/yan00.htm

前頭葉が活発な人はいいのだ！とずっと前、ＰＴＡの講演会で吉岡たすく先生がおっしゃいました。ＰＴＡの役員なんかがずっと当たるような人は前頭葉が活発なんだ！って＾＾；
・・・「カッコーの巣の上を」の頃に生きてたら危なかった？（笑）
ねえ、有子さん、ネタバレのタイトルが気になるんですが＾＾；「カッコーの巣の上を」だっせ（笑）

私は今、カッコーの戯曲、二回目読んでる所です

『カッコーの巣の上を』は、１９７０年代のお話ですよ〜〜〜。
ばりばり、ごはんを食べていらしたでしょう？
＞有子さん
大学の時、人類学関連でたくさん脳の話とか、歯の話とか勉強したんですよ。
絵描きには必要な勉強なので。
成長によって脳の神経細胞が伸びていって、パルス信号が青白く光る・・・なんて神秘的で綺麗そうでしょう。
その頃はまだロボトミー手術を全面的には否定されていない本も出版されていたんです。
最近、その本を探してたんですけれど、みつかりませんでした。
惜しいことをしました。


ロボトミー手術については、昔、『ハリウッド・バビロン』というハリウッド全盛期の暴露的な本を読んで、そこに書かれていたフランシス・フェーマーという女優さんでしりました。
この人は、ハリウッドのレッド・パージにひっかかって、精神病院に入れられ、ロボトミー手術をされました。
逮捕された時の写真が壮絶で忘れられない人だったんですが、彼女を題材にしたジェシカ・ラングの『女優フランシス』という映画をみて、ますます興味を持ちました。
いつか、ＹＡＮさんに演じて欲しいと思っている物語なのですが・・・・
手術される方じゃなくて、する方でしたね、やっぱりＹＡＮさんは・・・・（笑）
ロボトミーのロボは葉（前頭葉）の意味でトミーは切除するとう意味のようです。
lobotomy
omyはomitから来ているんでしょうか？

なんてタメになるＢＢＳなんでしょう。
けーてぃーさんの「ロボトミー講座」＊＾＾＊
「ロボ」が前頭葉で、「トミー」が切除、・・・・・。私は人間をロボットのようにしてしまうから、ロボトミーかと・・＾＾；
その「女優フランシス」っていう映画、見てみたいですね。
それと「ハリウッド・バビロン」という本も・・・。

＞有子さん
タイトル、突っ込んですみませんm（＿＿）mつっこまずにはいられない関西人なもので・・・＾＾；

フランシス・ファーマーです。
「ハリウッド・バビロン」は何年か前に簡易版が出ましたので、あると思います。
ちょうど、宝塚で『失われた楽園』が上演された頃。
あの副題も「ハリウッド・バビロン」でした。

打ち間違えといえば、実は前からおかしくておかしくてしょうがないのが、メジャーリーグさんの新着情報のところ。
「カッコーの巣の上を」の公園情報になっていて・・・
どこの公園に行けばカッコーの巣が見られます・・・という情報みたいで、なんだかほのぼの〜〜〜。

でも、なんだかんだと言って、もうすぐ初日なんですね〜〜。ドキドキ・・・・

いよいよ明日が初日ですね。
思えば・・・去年の今頃・・・グリークスで盛り上がったまんまの私たちの前にもしかして「カッコーの巣の上を」のラチェットはヤンさん？という笹部さんの日記に・・・ドキっとして、それからは密かにビデオを見、情報検索し、戯曲を求め・・・けなげなファンでした。←自分で言うな！！（笑）

ラチェッドはラチェットさんなのでしょうか？それともラチェット？「ミス・ラチェッド」の方が言いやすいような感じもしますね。…私が言うわけじゃないけれど…＾＾；
明日の皆様の壊れた報告を楽しみにしています。

劇場に問い合わせた友人の話では、２時間１０分、ノンストップって言うんですけど、本気かな〜〜？＞栗田さん
ヤンさんファンの年令層考えてほしいぞ。でも、グリークスでまだまだ体力大丈夫って思わせてしまったかも？（ちょっとトイレが心配ね）

明日の晩は、ここ覗こうかどうか、迷ってる私です・・・。
なずなさんはもちろん予習組だよね。

0ne, two, three, four, five, six, seven,
All good children go to heaven,
Some fly east,
Some fly west,
Some fly over the cuckoo's nest.

あと４０分です。

どなたかのご報告があるかと、いそいそやって来ましただ。
わりと何でも初日は見逃さない．．．方針でしたけど、今回はちと無理．．．
「いまごろは．．．」と思うと、落ち着いて大阪におれまへんでしたわ。．．．って、まだ大阪いるんだけど。（＾＾；）
戯曲は、ほとんど読みました。
もう、ラチットはすっかりヤンさんの口調で読んだもんね（＊＾＾＊）
マクマフィーを、ヤンさんがやってほしいなんてことも、ちと思ったりして．．．。
あのきかん坊のマクマフィー、結構いいかも．．．。
（品の悪い台詞をどうするかが問題だけど．．．（＾＾；））

だれかぁ！
ひとことでいい！
どんなだったかおせーてくれ．．．！

私も留守番組・・・・
だれかーーー！　おせーーてーーーー！

http://www6.airnet.ne.jp/yuko/Yan/yan00.html

どなたか何か書いてーーーー！
なんか読ませてもらうまでは寝れないよ〜。
でも、みなさん出待ちをしていたら今日中は無理かな・・・。

そうなんですよね、ななほさん。
誰かの何かを読むまでは寝られません。
でも・・皆さん入院してたりして＾＾；

今、友人から電話もらいました。
「ヤンさん、ステキだったよ〜〜(*^｡^*)」
・・・わかってるって。

やはり、２時間２０分ほどノンストップ。
ヤンさんの白衣は、普通と違うデザインでウエストきゅっとしぼってあってステキだったとか。原作に準じて、胸がしっかりあったらしい(^_^;)
座席は満席だった。でも、カーテンコールは１回だけだったって。
ヤンさんは、役をひきずったような感じで怖い顔のまま出てきたそうです。（ううう、怖い顔のヤンさん見たいなあー）

花組生がいっぱい来てたそうで、このヤンさんに来年振付け受けるのビビッたかもね(^_^;)

「怖い顔」で出てきたのは、カーテンコールのことです。

また聞きでもなんでもいい！
きゃーー、ありがとーーー＞らんだむさんっ
ステキだったのか、ステキだったのか、ステキだったのかぁーーー。
そんなの当たり前じゃんっ！って思うけど、でもでもでもーーー。
あー、早くみたいーーーー！

２時間半弱ノンストップでしたが、引き込まれてしまれてしまって、全然、長くなかったです。
ＹＡＮさんのラチェッドは、すごく淡々としていて、いやな人とかそういう批判が入り込む余地がない人でした。
ラチェッドはラチェッドの真実で生きている誠実な人だと、思いました。
自分の愛情を注いでいる患者さんたちを、病気をよそおってはいりこんできたマクマーフィーから守ろうとする、母性的な人。
患者たちを追い詰めるのもそれが彼らのためと思って。深い愛情からやっている。
でも、時折、結果的に苦しめてしまうことに悲しみがある・・・というのを、細かい表現で出していられました。
動作が素早くて、きびきび冷静に話されるので、ラチェッド＝ＹＡＭさんに見えましたね。
役作り、いらないじゃん〜〜〜、みたいな。（笑）
栗田さんの演出は、見せる演出でわかりやすいです。
すべての人が巧いので、ごく自然に気持ちが投入できます。
ラチェッドさんのポイントは、すべての人を見つめている眼でした。

らんだむさん　また聞きでもいいわ　いち早い報告ありがとう
　　　　　　　　満員の客席か　嬉しいですね

初日に行って来られた方の報告も　待ってるのですが　まだかな
眠れないよ〜

昨夜はネタばれ待たずにさっさと寝ました（笑）
白衣のヤンさんのお姿で十分だったし‥‥‥。
ネタばれありがとう〜〜〜

＞らんだむさんに電話で報告して下さった優しいお方
テレビのチャンネルみたいにまわせるんですね〜。
満員だったんですね〜〜〜
ヤンさん素敵だったんですね〜〜〜〜
嬉しい〜〜〜〜

＞けーてぃーさん
ヤンさんのおっしゃってらした通りのラチェット像を、体現して下さったんですね。

夜遅く、がんばって書いてくださって
有り難うございます｡
私も、日々の疲れで昨夜はねてしまいましたが・・・

引き込まれるんですね！ラチェッド＝ヤンさん
っぽいんですね。そいでー、あー早くみたいなあ・・
胸のあるヤンさん、ウエストきゅっのヤンさんは
カッコ−鳥を育てている誠実な母鳥なんですね（なんと
いわれようとも）

栗田さんの演出は、見た目にわかりやすいです。
ラチェッドさんは看護婦さんなのに、髪をまとめていません。カールこそしてませんが、かなりボリュームを出しています。
白衣も衿は開襟で、ウエストでしぼって、スカートはフレアがあります。
上半身は胸を強調し、下半身はふわっとした形で、女性のラインを出している・・・と・・・思われます。
（それなら、もう少し強調してもよかったかも・・・ごめん・・・）
そのことにより、ラチェッドは男性患者にとって、どういう存在かを見せていると思いました。
物語の中心となる３人の患者は、いずれも社会に不適号な人で、その原因は母親と妻です。
ラチェッドは、その象徴で、ラチェッドを乗り越えない限り、３人は治癒しないのです。
ラチェッドは患者を精神的に追いつめていきますが、それは、病院という守られた中にある疑似社会で、圧迫され疎外される体験させることにより、乗り越える力を待たせる治療・・・と思わせるところが、ＹＡＮさんラチェッドはスゴイ・・・と思いました。（笑）
ふと弱みを出すところ・・・患者には背をむけて、舞台全面で表情を見せるのです。
一種、ミエみたいで、わかりやすい。歌舞伎か宝塚？という演出方法だな〜と、思いました。
強い存在だったラチェッドがおそわれて、恐怖を知ったあと、紺色のカーディガンを着て、身体のラインを隠して、患者が動くと恐怖の表情が浮かぶ・・・これは、四季版でもありましたので、戯曲の指示だと思いますが。・・・すごく切ないです。マクマーフィーの今井さんは、けっこう、坊っちゃん、坊っちゃんした感じで、なんか、可愛かったです。
ビリーの植本潤さんがとても綺麗な人で、見入ってしまいました。
女のコになったら、さぞや可愛いかろ〜〜〜〜〜。

今日は昨日とまったく違う印象でした。
チーフの存在感が大きく、まるですべてがチーフの幻覚なんじゃないかとさえ、思えました。
ラチェッドさんも昨日より強い。
その分、哀しみも強かったです。
ラチェッドはただ追い詰められ孤独になっていくだけで救いがないので、ＹＡＮさんもしんどいだろうなと思いました。
今日は、昨日とは別にッセリフにひっっかる部分があったのですが、あまり書くと、ネタバレ過ぎるかな〜〜〜？

昨日は６列目で観たのですが、ラチェッドさんはかなり気合いを入れてグラマーさんでした。
ラチェッドさんを含めて３人のグラマーさんが出てきますが（ひとりはヘルミオネちゃんで、やはりタトゥーがあります）、どなたも気合いを入れてグラマーさんになさっています。
あ〜うらやましい・・・・私は気合いはいらない・・・（笑）

♪静かな関西の山の奥にも
もう来ちゃいかがとヤンさんが呼ぶ
早よ、早よ、早よ、行きたい！

（スナックで歌え！って。）（＾＾；）

けーてぃーさん、早々と何度もご報告、ありがとうございます。

本と、今すぐ仕事をほっぽりだして、新幹線に乗りたい．．．。
でも、かなり無理．．．（；；）
明日行くつもりだったけど、それもちょっと難しくなってきたのです〜（ＴＴ）

ご報告で、ラチェッド婦長さんのお姿がだいたいできてきたし．．．
私の頭の中の精神病院で、ヤンさんラチェッド婦長さんに来てもらって我慢するか．．．。
（＊＾＾＊）

♪静かな関西の南の山で、
もう！行かなくちゃと
決めるヤツ
アホーアホーアホ、アホ、アホー（＊＾＾＊）

先に、「行けないかも．．．」と書いたのですが、
やっぱり我慢しきれないので、
行くことにしました。（＊＾＾＊）
（意志の弱いヤツ．．．（＾＾；））（強いのだろうか．．．）

　　今回はガマンして東京は、行かないでおこうと決心していたはずなのに、皆さんの報告や刻々と入る東京からの電話で、私ももろくも
崩れてしまいました。
でも、先日来から、東京を諦めてのやけビデオのせいか胸がムカムカ頭がフラフラ状態。こんなんで、2時間半もつのだろうかと、不安でいっぱい。
でも、先手を打って、昨日、「なにも点滴までしなくてもと」渋るお医者さん（精神科医ではありません）に頼んでしてもらってきました。
ヤンさんをガマンすることはやっぱり、体に良くないわよ駄ねこさん。
これでヤンさんラチェッドに会える〜〜〜〜〜〜

初志貫徹の駄ねこさん、禁断症状のきょうこさん
行けてよかったですね〜〜〜
今頃、カッコーの巣の中に浸っていらっしゃるころでしょう！
私は千秋楽まで行けません、しくしく。
感想待ってま〜す！

お友達にカッコーのパンフレットの対談のところ見せていただきました。
すごい！
ラチェットって想像を絶する役なんですね！！
何層もの心理を重ねたようなこの役、ヤンさんはどのようにされるのでしょうか？
もうドキドキしてしまいます。
ヤンさんが、「この人はどうしてこの職業をえらび、どんな夢をたくしたのか」っておっしゃっていたような気がしますが、自分の中でどのようなラチェットに会われたのでしょうか、それも興味があります。
演出の栗田さんのお話の中に「お！お！お！」って感じる部分（私だけかも＾＾；）もありましたし、興味はつきません。
早く観たいよ〜〜。

今日は２回公演でした。
昨日は、割合おとなしめのラチェッドさんだったと友人から聞いていたこと。
一昨日のラチェッドさんの孤独感が、私に乗り移ってしまたのか、昨日からすごく落ち込んでいたので、結構、ツライ気持ちで観劇しました。
（いままでのストレートプレイでは、出待ちでオフのＹＡＮさんにお会いして、気持ちを切り替え、ドラマの重さを解消できていたのですが、サンシャイン劇場は、楽屋内から直接、外へ出られるルートがあるため、出待ちでお会いできなくて、どうも私自身、引きずっていたみたいです。）
ところが、ところが、今日のラチェッドさんはパワー全開。
演出上も細かいところが変わっていたり、セリフも減っていたり（他の方のところですが）したので、作品しても固まったせいでしょうか？
ＹＡＮさんも今井さんも、探っていたところと、ご自分自身がピッタリ一致されたのでしょう。
ラチェッドさんであって、しかもＹＡＮさんでした。
自然にラチェッドさんとして息をされているＹＡＮさんに、私もパワーをもらって元気になりました。

ラチェッド様はやさしかった・・・
「予習するな」と、いつかのヤンさんのお言葉を忘れたわけじゃないけど、つい、映画を見、戯曲も読み・・・と「完璧だ」のラチェッドヤンさんを私の頭の中の精神病院で作り上げて挑んだサンシャイン劇場・・・

きっと、きつくて厳しい表情のヤンさんラチェッド様が現れてくれると思いきや・・
（だから予習するなと言うの！＞ｂｙヤンさん）やっさしい！うっつくしい！（＊＾＾＊）
ラチェッド様が登場すると白衣の白さで舞台中がぱぁーと輝くみたいな、ライトごとやさしくなるみたいな、オーラに包まれた気がしました。
病院と言うより、保養所（？）
母親の胎内っちゅうか、そう、まさにカッコーの巣の中の雰囲気ですね。
やさしい母鳥は、他の小鳥たちを守るために、生えかける曲がった羽根をついばんでるって感じかな？
（それを無理矢理引っ張り出そうとするマクマフィー．．．？そして最後はあのあと母鳥が羽根なし鳥になってしまうのかも。その後のラチェッドを思うととてもつらくなるのは、ヤンさんファンモードの見方かなあ．．．（＾＾；））

母鳥のやさしさは、軟らかい髪、白いお顔の笑顔に感じ取れ、詰め所内からマクマフイーをにらむ目つきに鋭いくちばしを感じました。
そのくちばしにゾクッ！とした私らは、やっぱりヤンさん狂の病巣が騒ぐからなのだろう（＊＾＾＊）
もうとっくに、他にどこへも飛べないようにヤンさんに羽根なし鳥にされている私たちは、「場合によっては何年でも」ヤンさんの元から飛び立てないでいるんだろうなあ。（＊＾＾＊）

あー！しっかし、今日はヤンさん設立精神保養所でカウンセリングを受けてすっきりした羽根なし鳥患者でした。（＊＾＾＊）
（だれや、「あんたは羽根なし鶏ガラやろ！」っちゅうのは？！）（＾＾；）

＞きょうこさんもすっきりした？

見応えのあるお芝居で　片道５時間往復１０時間
公演時間２時間半の日帰りも　行ってよかったと満足して帰ってきました

今井さんはじめ他のメンバーの芝居のうまさに脱帽！
これは芝居なのかと思うくらい　リアルで迫力あり
引き込まれて　あっという間の２時間半でした
怒鳴っている訳でもないのに　よく通る台詞　思ってた以上に笑いのある可笑しさ　これからがますます楽しみ
ラチェットやんさんは　想像してたほど怖い感じでなく　仕事に忠実に生きている婦長さんって感じで
それにしても　華奢な体　美しい
今日はカーテンコールも怖い　堅いやんさんではなく
にこやかとまではいかないけど　かすかなほほ笑みをたたえて　ご挨拶されてました
きょうこさん　駄ねこさん＞やんさんの舞台を見るのが　一番の良薬ですね　我慢は体によくないよ

＞アカシアさん、駄ねこさん、けーてぃーさん
嬉しい報告ありがとうございました＊＾＾＊ホンットに嬉しいです！！元気が出て来た！！イエーーー！！
きょうこさんも、お身体すっきりなさいましたか？
私もあと少しでヤンさんラチェッド、カッコーの巣の中の方々にお会いできます！！楽しみ〜〜〜。

最初と最後に、舞台上にドリームキャチャーというものが出てきます。
インディアンのお守りもようなものです。
サンシャイン劇場のある文化会館の隣の、ワールドインポートセンター５Ｆ舶来横丁、右奥のお店で売っています。

２日、観劇してきました。
ず〜と、若いとき（笑）見た映画のカッコー、怖〜い看護婦さんと
何か、むなしい気持ちがこころの片隅に残ってました。内容も、詳しいところまでは、覚えてなくって、ただその印象だけが。。。。。
予習もせず、そのままで、サンシャインへ。。。。ヤンさんのラチェット、イメージと違ってました。笑うし、怒らないでも、凛としていた。。。。ああこんな表現の仕方もあるんだって。。。すごーくいいです。ダンスコンサートの時の浜辺の青年が白衣に着替えただけなのに、（外見は）全然別 の人格。。。。なんて言ったらいいか、うまい言葉が見つかりませんが、ヤンさん本物です。。。。あなたの演技力は最高！！です。

今日はカーテンコールの後に、拍手が鳴りやまず、カーテンコールがありました。
熱狂的なアンコールではないのですが、誰も席を立たず、静かに拍手が続いていました。
最初に吉田さんが出て、皆揃って並ばれて・・・・
あれっ？看護婦長さんがいない・・・
で、鶴さんが呼びに行かれましたが、もうお着替えになってしまったらしくて、結局、ばってん（を皆さんがつくっていられました）でした。
今井さんが引込み際に、なにか実演（？）して下さいました。

わたくしごとですが、明日から、本物の精神病院へ．．．（誰？本気にしてる人は．．．（＾＾；））精神病棟とはちょっと２つほど離れた建物のラチェッドさんやフリンさんにお世話になりに行くため、１ヶ月ほどここへ飛んで来れないかも．．．(;;)

配電盤の大きなボックスを倒せる力もないし・・・（小さいモバイルで書き込みする設定ができる能力がない．．とも言う）

ということで、駄ねこ鶏ガラは巣ごもりしますが、関東の空や新潟仙台の空に飛ぶカッコーを思って、１ヶ月後に神戸に渡ってくれるのをひたすら待ってま〜す。
（ところでカッコーって渡り鳥だったっけ？（＾＾；））

今回は検温や血圧を測りに来てくれる看護婦さんがラチェッドさんに見えて楽しいだろうなあ．．．（＾＾；）

そう言えば、私はいつも不良患者マクマーフィしてるのだった．．．
さあ、持っていくトランプカードの用意をしようっと。（＊＾＾＊）

今回ヤンさんのラチェッドで感じたのは、彼女の心の変わり方。
これは、とても良くヤンさん自身、ラチェッドを理解してらっしゃる
と思います。
ヤンさんの強い持ち味とあいまって、魅力的。

いつもと同じ患者のはずの男が、実はそうではなかった。
これまで出会ったことのないタイプ…「食えない」男。
それをこれまでと同じように自分の統制下における…置こうと
することから軋轢が生じてくる。どんどん自分の「子供たち」は
その男に感化されて手におえなくなってくるが、「母」として、
正しい道を歩ませなければ…と、母性はますます強くなる。
その男は、これまでのような「お仕置き」でも、打ち勝つことが
できないと知ったとき、看護婦である自分＝「母」から見た「子供」
であったはずのマクマーフィーが、「父親」であることに気づく。
つまり自分にとっての夫…「男」であることに。

では、自分の男を御するには？
答えは、ハーディングの妻、ビリーの母親…この人たちについて
語られる台詞のなかにある。ずっとラチェッドが、彼らの口から、
あるいは実際に、見聞きしていた女性たちがしてきたように。
そして、マクマーフィーにしか語られることのなかったチーフの母に
ついてのセリフは、まさに男に対する女性の中にある母性の究極の
姿ではないだろうか。
すべての女性がそうだとは限らないし、子供を生んだことのない身が
何を…と言われると元も子もないけれど、「あ、これって母心か〜？」
と思うときってあるし。
どんどん飲んだくれて、自分を失っていくチーフの父…若い妻に
主導権を握られていくハーディング…子離れできない母を持ち、
支配されるビリー…。結局ラチェッドの究極の母性に落ちてしまった
マクマーフィーは、最後は愛情をこめてラチェッドという「母」に
抱きしめられる…２０年の間にゆがめられて、果てしなく狂気に
近くなってしまった愛情に…。

繰り返すけれども、妄信的に母性の大きさを肯定するわけじゃ
ないんだけど、ハーディングの台詞「週に７日、割に合わない
仕事を引き受け…云々」ってあるんだけど、これって「お母さん」
だよね。ただ彼女は不幸なことに「お母さん」ではなく「看護婦」
だったから、その２０年を通して沁みついた仕事にしか価値や
幸せを見出せなくなって、それが彼女の芯になっていった…
それが狂気…壊れてしまったラチェッドの心なのではないかな？

ラスト近くのパーティーの場面で、ハーディングは言う。
「強い者を狂気に追い詰めているのは、僕たちみたいな者なんだ」
「ばかばかしい…」と弱々しく反撃するマクマーフィーも、ここに到って
やっと気づいたんじゃないだろうか。
本当におかしいのは、２０年かけて壊れてきたラチェッドの心と…
そして、彼の心の中の世界でしか物事を計れないマクマーフィー。
それに適合できないでいる自分が分かる…というコトだけでも、
自由意思でそこにいる患者たちのほうが、どれだけ正気なことか…。

私の中にはマクマーフィー以外の、すべての役の要素があるような気がします。
精神病…というわけではないけれど、実際、仕事場では、マクマーフィーそっくりの男性と
格闘中ですので（笑）。
自分の内面も見ることができたかな？

でもやっぱり、ファンモードでみることしかできないのかもしれませんね。
本当に冷静なラチェッド評は無理かもしんない…。

うみせさんの感じ・・・・私とまったく逆だ〜と、興味深く思いました。
今日、少し離れた場所から全体の中のラチェッドを見ていたら、少し違う面が見えてきました。
ラチェッドだけ、実態がない人・・・のように見えてきた。
心に綻びがある人たちが普通・・・の病院の中で、ラチェッドだけがつくりもののように見えてきました。
近くで観ているとＹＡＮさんの細かい役創りが見えて過ぎて、ついラチエッドの心理に引きずられてしまうのだけど、遠くから観ると、誰かがこう見ているラチェッド＝女の象徴に見えてきました。
この物語はすべてチーフの幻覚の中にある・・・と私は感じています。
ラチェッドの豊かな髪が、チーフの白人だった母。
（他の女性・・・フリンは黒髪、あとのふたりは結っていてあきらかに差別化されている）
ラチェッドの胸がハーディングの妻。
そして、ラチェッドのいつも絶やさぬ微笑みがビリーにとっての母であるような気がします。
はしょって結論を言うと、その誰かの目が見たラチェッドは、マクマーフィーの出現によって変化したハーディングはラスト近くに「婦長さん」と呼ばれます。
その時のラチェッドは孤独と恐怖を知った等身大の女性です。でもラチェッドはおそらく２０年の間、そういうことを繰り返してきたんじゃないしょうか？
自我を失ったマクマーフィーを連れて現れたラチェッドはふたたび、慈母の微笑みに満ちた象徴的な存在に戻っていました。
今回、私自身、すごくラチェッドを引きずっていて、かなり辛いです。
私にとっては、ラチェッドは私自身に感じられるので、ラチェッドが味わう挫折感や孤独感がモロにかぶさってきます。
それでも、やはりラチェッドは明日からも病院で仕事を続けていかなくちゃならないんですね。
私も会社に行かなくちゃ・・・・

まず思ったことは、何十年も前に書かれた作品なのに、いま私達が生きている社会のさまざまな問題と驚く程に符合しているということでした。家庭、地域、学校、会社、国etc・・・それぞれの組織社会の中での葛藤や悩みなど考えされられました。
うみせさんが云われた様に、私も一人の人間、女性としてのラチェッドの心の変化をヤンさんは、懸命に的確に訴えていらしたと思います。
いつも、”こころ”を大切に演じられるヤンさんだからこそ！！
優しさ、怒り、哀しみ、嘆き、威圧、不安、驚きその時々の”目”の表情を忘れられません。そんなラチェッドの存在感が大きければ大きい程マクマーフィーが訴えていることが、鮮明に浮き上がってくるのだと思いました。
ﾏｸﾏｰﾌｨｰの”やってみなければわからないだろう！！”、”少なくとも俺はやったみただろう！！”という心から絞り出すような、囁くような言葉が頭から離れません。
深夜マクマーフィーとチーフが心を通わすやりとりには、こみ上げてくるものがありました。
ラチェッド自身も大きな組織の中に追い込まれ、そうせざるを得ない状況の中で、患者達と接していくことで、自分自身を守り、肯定し、
生きて来たのかな？でも、マクマーフィーによってそんな自分に対して不安も感じ初めて来てとまどった部分も・・・・
しかし、結果は・・・・・
重たいけれど、いろいろ考えることが出来ました。　

めちゃ楽しみにしてたのにぃ・・・
昨日からリコが発熱。かなり高熱で「mama、mama」と呼んで泣いてます(T_T)
ってとこで本日のサンシャインは断念。。。
次は8日のチケット。。
間に合うか、無理かも・・・(T_T)
残念だけど仕方ない(T_T)

>有子さん
病気はしかたがないですね。
健康があってこそのしあわせだから・・
８日に観れたらなによりですが、
リコちゃんも有子さんも体が第一。
(過呼吸？)夏の疲れでしょうか？
無理しないで大事になさってくださいね。
ヤンさんは逃げないから・・
いつでも、舞台にい続けてくださるから・・・

泣きました。二回。
マクマーフィーとチーフの場面、ビリーとキャンディーの結婚式の場面・・・。
サンドラの台詞のままですが、「だってとても素敵だったんだもん」！

吹きました。点滴・・・ブハアッーーー！！
突然ギャグってもろたら困るがな・・・・心の準備も何もしてなかったので、いやあ＾＾；恥ずかしいくらい吹きました。

それととても楽しみにしてたラストシーン。
マクマーフィーのこみ上げてくる怒りに共感しつつも、襲われるヤンさんにドッキドキ・・・ああいうのを官能的って言うのかなあ〜？なんてネ。（貞淑な主婦にあるまじき発言？）

＞有子さん
今日はお会い出来なくてとても残念でした。
リコちゃんのお熱が早く下がるといいですね。リコちゃんも楽になるし、お母さんも楽（笑）になるもの。
８日にはご覧になれるといいですね。ヤンさんの看護婦さん姿、いいですよ。

観劇ホヤホヤ、散文でごめんなさい。

＞有子さん　リコちゃんの回復と明日の観劇祈っています。
　　　　　　本当に寒くなりましたから、気をつけて下さいね。

いよいよ東京千秋楽、あーーーー出来ることなら飛んでいきたい！！
一人一人の想い叫びをもっともっとしっかり胸に刻み込みたい！！
どんどんますますはまっていきます（＾０＾）

リコの様子から8日もあきらめてたんだけど、回復しました！
わーーーい、わーーーーい。
もうすっかり元気。良くなり始めるとほんっと早い。
ってことで今日はお留守番していてくれるそうです(^^)

→しゅくこさん
ありがとね。毎度どっちを取るかって究極の選択を迫られる私。。　自分の復活の際はちょっと無理して大阪まで行ったからねぇ・・強引に(^_^;　以後はやっぱりどうしても最後はリコを取ってしまいます。当たり前だね(^_^;　そうそう、ＹＡＮさんは今後もずっと舞台で待っててくれるもんね〜。

→なずなさん
6日は残念でしたぁ、、、　昨夜気が付いたけど、 ACHIさんともお約束してたんでした(^_^;
ACHIさん、ごめんなさーーーーいm(_ _)m
うふふ、今日は「楽」になりに行きますわ(^^)

→栄子さん
ありがとうです〜。なんとか千秋楽に行けそうです。
もしも行かれなかったら神戸を検討していた私（爆）
千秋楽報告待っててね〜。

有子さん、行ってらっしゃーい。

私は、５日・６日と、見に行きました。
イナカの我が家では放送がない「レッツ」を東京のホテルでリアルタイムで見れて、ラッキーでした。

本当におもしろい舞台で、ぐいぐい引き込まれて見てしまいました。２時間半ノンストップだなんて思えない。アッという間でしたねえ。

ラチェッドの気持ちもわかるの。私も（女だから？）狭い自分の世界を守っていたい方だから。
でも、見てるとだんだん患者さんたちが可愛くなってきてねえ(^_^;)、ラチェッドの魔手から守ってやりたい気持ちにもなるのよ。
ロボトミー手術を終えたあとのマクマーフィーを、すごーく優しく抱きしめるところ、ちょっとゾクっとしますねえ。私もあんな「優しさ」で、子供たちをくるんでないかしらって。

今回、人によっていろいろ感想が違いそうってことなんで、思い切って勝手な感想を書きました。

最前列のセンターブロックに座ったときは、配電盤が転がってくるとこ、怖かったー。

らんだむさんの感想を読んだら私も書きたくなりました。

「カッコーの巣」じゃなくて「あほうどりの巣」を必死で守ってるから・・・（笑）うるさい「おかん」だし・・うるさい「女房」だし・・＾＾；でも可愛いのよね、家族って・・（笑）
ロボトミーされちゃったマクマーフィーを抱き締めるヤンさんの微笑み、なんていうか優しいのに怖かったですよね。
それと、今思えば不思議なんだけど、抱き締められてるマクマーフィーが何故かとても幸せそうに見えてしまったの。
赤ちゃん、ひなどりみたいに思えました。

そしてラチェッドに優しく抱かれた男の人は皆死ぬのよね。
ビリーにマック・・・。
・・・・・コワ・・・・・でも、好き・・・☆

昨日、昨日とまったくっ！！！変わりました。
ラチェッドさんは迷いなく強く、そして優しく怖かったです。チーフの髪型が変わりました。
最初はふたつに分けたおさげなのですが、パーティーでひとつにくくり、ラスト、配電盤をひっくり返すときに、ほどきます。
ここで、チーフは魂を解放し、病んだ心からたち直ったのですね。
気がついていられると思いますが、ハーディングもラチェッドさんが襲われた時に、病気を克服してします。
そしてスカンロンも最後の場面では、爆弾をすでに捨てています。
３人の人が直っているのです。
ビリーは残念ですが、あの言葉に動揺して自殺してしまったくらいですから、たぶんあの時点では社会復帰は無理でしょう。
最初の場面でハーディングがラチェッドさんはこの道では知られていると言っていた通 り、やはり有能な看護婦さんだな〜と、私は思いました。
そう思うのは少数派かもしれませんが、私はやはりラチェッドさんは自分自身を投影できる人でした。
昨日、今日とまた違う面を見せてくれたので、神戸の頃はどんな人になるおだろうと楽しみです。

よかったねぇ！

お目にかかれなかったけど、りこちゃんがお熱と聞いて
ちょい、心配してました。

なんにせよ、よかったよかった。

感想もお聞かせくださいね。

有子さん､初観劇おめでとうございます。

平日なので諦めていた楽の観劇を思いがけずしてきました。
１回目は４日でしたが、ヤンさんラチェッドは私の中では
満足行くものでしたが､今井さんのマックマーフィーに不満
が残りました。なんか、小さいんですよね。
でも、今日は違っていました。乱暴者マックマーフィーで、
ヤンさんラチェッドとの対決が迫力あるものになりました。
回を重ねるごとに良くなってゆく感じ。きっと、１ヶ月後の
ラチェッドさんはまた今日とは違っているはず。
あ〜、もっと見たいな！

今日のギャグで”点滴”の後に”ステーキ”があったのです
が、これって最初からありました？受けちゃいました。

それと最後のご挨拶は３回ほどありました。全回、ヤンさん
ご登場でした。１回目は怖いお顔のまま、３回目は客席がス
タンディングしてヤンさんファンモードになっていたのでヤ
ンさんにも笑いが出ていました。出演者の方たちもヤンさん
を前へという感じでした。

劇場前のエレベーターホールにヤンさんを待つともなくいた
ら、本日ご観劇だったような田中宗一さんとかつおさんを見
かけました。カッコよかった。

何をどう報告したらよいのやら・・・・
ＹＡＮさんはとっても優しくてとっても怖かった・・・・　あ、どなたかの報告と同じ(^_^;
マックマーフィーに向けられた鋭い目、、、んもうぞくぞくします、私(^_^;
その後のラチェッドさんのことに思いを馳せてしまいました。私も。＞駄ねこさん
そして私も2度ほど涙してしまいました＞なずなさん
でも私と場面がひとつ違ってた(^_^;

マックマーフィーに攻撃された後のガラッとかわった目にこれまたゾクゾクしてしまった私(^_^;

どうも私は（も？）ラチェッドに感情移入してしまいます。。
しかも「ラチェッドの魔手から守ってやりたい気持ち」にはまったくなれなかった＞らんだむさん
どちらかと言うと「どうしてあなたたちはわからない」って(^_^;

あっという間の2時間半でした。ほんとに。
現実に戻ったのにどうも思考が「リコ」と「患者」、「自分」と「ラチェッド」と置き換わってしまう場面 に気付き困惑してしまう・・・
それほどのめり込んだようだなぁ、、今回。
ああ、6日に行かれなかったのが悔やまれる（笑）

そうそう、実は私映画も戯曲も知らないままで行きました。
話題になってたのになんで観なかったかなぁ・・・＞映画
近い内にレンタルしてみようと思います〜。

えっ？　ステーキだった？　ビフテキじゃなかった？(^_^;＞ななほさん
あの間、あのギャグ、んもう拍手喝采ーー！＞ＹＡＮさん

そうそう、それと詰め所からのマイクの声、もっと聞いていたい声だった・・。
私、これまでってそれほどＹＡＮさんの声にまいっちゃうことってなかったんだけど、あ、もちろんめちゃくちゃ好きな声だけど、でも今回はものすごくものすごーーくまいりました。

私は神戸までお預け組です。
こんなにいろんな感じ方のできる芝居って一体どんなの？？と、興味しんしんで読んでいました。
マクマーフィーに感情移入される方やラチェッドの側に入る方。
男と女?母と子？・・・・う〜〜〜む、奥が深そうだ。
けーてぃーさんは働く女性として共感されたみたいだし・・。有子さんはヤンさんの声が〜〜とかおっしゃってるし・・。
真っ白で客席に座って、自分がどう感じるのかとても楽しみです。
みなさんありがとうございました。
＞ななほさん、昨日のカーテンコールの報告もありがとうございます。
幸せな気持になりました。やっぱりヤンさんラチェッドをやって良かったんですよね。

こんなに、感想が見る人でちがう公演は
いままでになかったですね〜
ご報告ありがとうございます。新神戸は１２月だけど
いや〜ほんとに、マロンさんがおっしゃるように
真っ白な気持ちで自分がこの芝居から何を感じるか
がとても楽しみになってます。
みんなヤンさんファンなのに、みんな感じ方が
微妙に違うって面白い〜

「カッコー・・の舞台に出会えて良かった！」心からそう思える
サンシャイン劇場千秋楽でした。
舞台前面に配置された配電盤の箱の側面が鏡のようになっていて
緊張した客席を映していました・・まるで私達の日常もカッコーの巣の中にあるかのように。。
でもチーフが渾身の力でそれを壊して投げとばした時、この舞台の伝えたかったことが客席にころげてきたような確かな手ごたえがありました。
何も知らずに映画を見た時は、ショックを翌日にまで引きずってしまった私ですが、この舞台からは重さと同時に清々しさを感じました。
（ほんとに感じ方が千差万別で・・また混乱させてしまったらごめんなさい。）
脂ぎった感じを控えめになさった今井さん、役を演じきられた患者の
皆様に負うところが多いのかもわかりません。

ヤンさんラチェッドさまにもやっとお目にかかれましたが、もうもう〜恐くて美しくてセクシーさも感じられて・・参りました！
美しい人が恐いと残酷だ・・・
美しい人が残酷だとセクシーだ・・・
壊れた頭で訳のわからない法則を作ってたじろいてしまった私です。
母性、困惑、反発、怒り、女性としての心の揺れ、憎悪、安堵・・
すべてを青く燃えるような目の中に宿していたヤンさんラチェッドさんを観ることができ、２００１年は実りの秋であったと確信した一日でした。

地方公演をご覧の皆様、お楽しみに！
ご報告楽しみにしています。
ヤンさ〜〜ん☆　神戸ではまた新しい面も見せていただけるのでしょうか?
楽しみに首を長くしてお待ちしています！

有子さんもおっしゃっていますが、マイクを通したラチェッドさん（というかＹＡＮさん）の声がすごく素敵なの。
これは、宝塚時代から同じです。
初めてラジオ番組に出演された時、素のＹＡＮさんのお声を初めて聴いて、や〜〜〜〜ん、可愛い！と思いました。（笑）
友達の中に、その放送の声でファンになった人もいるくらい。今回、久々にそのお声を聴けて、かなりうっとり〜〜しています。
昔から、洋画の吹替えなんてしていただきたいと思っています。

あと、なんといっても白いストッキングの細いあんよ。
王子様スタイルのなかったＹＡＮさんの白タイツは、『会議は踊る』以来でした。

そして、可愛い（くていいのか？）看護婦姿。
ウエスト部分がミス・フリンより幅広で、よりからだのラインを強調するように作ってあるので、バービー人形の看護婦姿みたいで、綺麗なの。
サンシャインの地下にあるおもちゃ屋さんに、看護婦バービーちゃんを探しにいっちゃいましたよ。（なかったけど・・）

実は聴いて楽しい見て楽しい婦長さんだったのよっ。

ビフテキは一昨日からみたいです。

カーテンコールで暗くなったとたん、すごいスピードで袖にひっこむ婦長さんが見えました。
他の方は、暗い中をとぼとぼと歩いていられましたから、その差はかなりのものがありました。
アンコールがあり、まず今井さんが下手そでから出られ、みなさんを呼ばれました。
昨日はさすがに着替えず待っていらしゃったようですが、下手のドアから出てられました。
♪どうして、そこへ？　
　クッククック　クッククック　
　カッコー鳥〜
なんて歌ってはいけませんでした。
（そろそろお遊びモードに入っている私・・・まだまだ、皆さんがご覧になるまで、がまんがまん・・）
今井さんは、まんなかに引っ張ってこようとされましたが、なんとなくわきへわきへ行こうとする婦長さん。
もう一度、アンコールがあり、その時はもう笑っていられました。
そして、今井さんにスターお迎えの手のポース・・・をしていられました。
今井さんや他の役者さんのファンの方で、ラチェッドさんのイメージでＹＡＮさんを見られていた方がいらしたら、びっくりされたでしょうね？

千秋楽のお話をたくさん聞かせて下さって本当にありがとうございました！！
カーテンコールは控えめなヤンさんだったんですね。
（グリークスでも後ろへ後ろへ隠れておられたのを思い出してしまいました）
でも何故、すごいスピードで引っ込んでいかれたのかしら？
普段の早変りの癖かしら？暗い中での移動は「暗くなるまで待って」で上達されたせいかしら？・・・んなわけないか？＾＾；
ヤンさんのマイクの声、良いですよね。私も大好きです。
毎朝あのお声で「ファンの皆さん、お薬の時間ですよ」と言っていただきたいなあ。
ファンは皆「ハーイ！」とテレビの前に集まって良薬『ヤンさんビデオ』を見るの。
とってもお行儀のいい患者になれると思うんだけど・・・。

次は神奈川、相模大野でしたよね。行かれる皆様の報告が楽しみです。

有子さん　そうです、そうです。”ビフテキ”でした。
私の中でビフテキからステーキに変換されてしまった。
なんか今時、聞かないフレーズだな〜と思ったんでした。

それとヤンさんのマイクの声、いいですね。確かに声の
お仕事もいいかも・・・、涼風真世さんのようにアニメ
の声をしてくれたら必ず毎週聞けるのにな〜。

書き込み遅れましたが、ちょうっと感想を・・・
楽前の７日にして、ようやく観劇。
ふう〜、すごかった・・・色々（ヤンさんだけでなく）怖っかった・・・

　＊舞台姿第一印象＊
ヤンさんの白衣は似合っていた。
ひえ〜！綺麗！！って思った。
でもあの髪型は・・・働いてない管理職の人の髪型・・・？
直接病棟にかかわらない総婦長とかの物・・・
精神科の病棟では、髪の毛は凶器になります。
例えば、髪を掴まれて引き倒されたり束ねていても、長い髪だと首に巻かれて絞められたり・・・
看護婦役も婦長役も、私には信じられない様な姿でした。
でも、きっとヤンさんが髪をあのタンゴの時の様にひっつめたら、頭が小さくなりすぎてしまって地味になってしまったかもしれない・・・
でも、ひっつめヘアーはヤンさんを更にセクシーに見せたのではないか・・・
とも、思ってしまいました（笑）。


　＊芝居の感想＊
私は、映画を見た事はありましたが、戯曲、原作は読んでいません。
したがって、純粋に、今回観た舞台に対しての感想ですのであしからずm(_ _)m

みんな上手い・・・と思いました。
精神を病んで、社会適応できなくなった様々な状況が、舞台上で展開している・・・
マックに揺り動かされて留まってしまった精神が動きだそうとした・・・。
それぞれの患者の演技に、共感しました。
今井さんのマックは、凶暴と表現されているけれど、私には極めて強い鋼鉄精神力とガラスの様な心を持った男だと思った。
笹部さんの日記（HPの）ではないが、決してロボトミーされてはならない人物だった・・・
術後の姿には、物凄い空しさを感じさせられました。

そして、ヤンさんも（思ったより）上手かった！これには、正直驚きました。
申し訳ないけれど、今回に関しては、あまり期待していませんでした（失礼）。
しかし、大好きなヤンさんが、大嫌いに見える程の演技でした。
病棟の婦長として２０年・・・でしたっけ？
彼女の生活（人生）の全てになってしまったのであろう、仕事場・・・・。
いつしか、患者の病気を治す事よりも、どうせず〜っと入院しているのなら、扱い安い様にしつけてしまう・・・いわゆる彼女にとってのいい患者、悪い患者は、病気の軽症重症に関わらず、自分にとって『都合のいい患者』、『都合の悪い患者』になってしまったのだろうと思えた。
この物語りに登場する女は皆同じ・・・「いい夫」ではなく「都合のいい夫」、「いい子」ではなく「都合のいい子」らを求めている。
本来の看護業務に対する生き甲斐を見失ってしまった可哀想な婦長・・・。
そして、自分ではその事に全く気付いていない・・・。
きっと最初から、あんな人ではなかったのだろう・・・でも、あそこにしか彼女の世界はないのだろう・・・。
で、あんな人になってしまった。
彼女こそ精神がゆがんでしまった。哀しかった・・・。
彼女はマックに首を絞められる時、勝負に出ている・・・これで、完璧に勝つ事ができる・・と。
彼は手術を受けなければならず、（色々な意味で）自分の元に置く事ができると。
あの挑戦的な彼女の目、一瞬の勝ち誇った様な表情・・・背筋が凍る程に怖かった。
術後の彼を伴って登場する彼女は、まるで母の様に優しい・・・でも、その母とはこの物語りに登場する、女達と同種の母・・・
彼を優しく抱き締め微笑む彼女は、実は自分を抱き締めている様に思えた。
あまりにも、哀しい・・・。

なかなかの舞台でした。
小劇場俳優特有のいわゆる目立ちたがり演技の人もいなかったし、
たった１回の観劇でしたが、唾をかぶる程のかぶりつき・・・
まるで、自分が病棟にいる様でした。

このラチェッド役は、やりたがらない女優さんが多い役・・・。
そうでしょうね。あれだけ怖くてゆがんだヤツ・・・。
そんな役を、こつこつ作りあげているヤンさん！
沢山学んで、舞台人生のスパイスにしてくれたら嬉しいな！
と思いました。

まことに勝手な感想を書きました！！
ネタバレも、友人からのメール（感想）も公演関係の所は目に触れない様にして臨んだ
公演でした。
まだまだ書きたい事があったと思うのですが、
今回はこの辺で・・・

１２月に新潟で観劇する事になりました。
と〜っても楽しみです。
今度は、どんなお芝居が観られるのかな(*^_^*)

今回は観る人によって、まったく違う物語に見えるので、とても観がいがありますね。
私も場外討論会（飲み会ともいう）をしばしば、しています。私は、この物語はチーフのものと思って観ています。
チーフが混沌とした霧の中から、マクマーフィーという人によって、抜け出るきっかけをつかみ、晴れた青空に飛び出していくまでの物語だと・・・。
ラチェッドさんに関しても、私には職務に忠実に生きている人にしか感じられません。
ここが面白いですね。
ある友人（ＹＡＮさんファンではない）は、亡くなったお父さまの介護をしていらしたお母さまにラチェッドさんが重なって、とても憎かったと言っていました。
またある友人（これまたＹＡＮさんファンではない）、子を持つ母のエゴとしてラチェッドさんを観ていました。
私はラチェッドさんは母性的な人だと感じましたが（でも、いつもＹＡＮさんのことは、母性的に感じていますが・・）、そういう母親像はどうひっくりかえっても（ころがるから、やめろって・・？）出てきませんでした。
たぶん・・・・うちの母が、へんな人だから（笑）・・・世間一般の母親のイメージに付きやすい代名詞の束縛とか独占とかいう言葉が私自身にないのかもと、思い当たりました。
ラチェッドさんが、患者の心を傷つけるようなひどい言葉を言っても、「治療のためなんだな〜」と、すごく納得していました。
ビーリーが「今日は他の人にして」と言うと、すぐにやめるし、医師も当然のこととして聞いているし、この患者たちは治してもらうために入院しているし・・・。
そのラチェッドさんが健常者であるマクマーフィーが入院してくることにより、違う自分自身を揺り動かされ、狂気が芽生えていくように思えました。
それは、丁度チーフが霧から抜け出ていくのと反比例して、いくように思いました。
ラチェッドさんがどこでマクマーフィーに惹かれたか？というのを、笹部さんは、チーフが手を上げた時・・・と芝居日記に書かれていましたが、私は「チッ、チッ、チッ・・女はそんなもんじゃないよっ」と思ってしまった。（笑）
私は絶対に、マクマーフィーの肉体美のご披露の時だと思いました。
ヘンな意味じゃなくて・・・ってヘンな意味だけど（笑）、病棟という閉塞した空間に、健康なマクマーフィーが新鮮な空気を持ち込んだ瞬間、ラチェッドさんの中に新しい感情が芽生えたと感じました。
その気持ちを素直に現すミス・フリンに対して
「忘れないで、ここは精神病院なのよ。」
という言葉は自分自身に言い聞かせた言葉であり、マクマーフィーに惹かれるのと同時に、自分の預かる患者にとっての敵という認識も決定的になったと思いました。
プロの看護婦としておさえていた自分自身の感情が、電気療法の時の苦悩や、マクマーフィーが皆に受け入れられている様子を見た時のショックや、そこから生まれる嫉妬になって、彼女自身にひとつの狂気（と呼んでいいかどうかはわかりませんが）を与えたと思います。
もっとも、これが顕著に見えたのは前楽と楽でした。
（この日はあきらかに演出の変更がありました。）

ラチェッドさんには共感というより、自分自身の社会の中で生きてきた道を思い出させられます。
体型は正反対ですが・・・（涙）